満4歳の男児、明日（22日）から母親と一緒に女湯に入れない＝韓国

韓国では明日（22日）から、満4歳以上の児童は性別の違う親と一緒に大衆浴場に入ることが禁止される。

韓国の保健福祉部（厚生労働省の厚生部分に相当）は「満4歳以上の男児が母親と一緒に女湯とその脱衣室に入ったり、女児が父親と一緒に男湯に入ることを禁止する内容の “公衆衛生管理法施行規則”の一部改正令を、明日（22日）から施行する」ときょう（21日）明らかにした。

これまで大衆浴場の男女同伴制限年齢は満5歳以上であったが、施行規則の改正により満4歳（49か月）以上となった。これは、2003年6月に満7歳から満5歳へと調整されて以降19年ぶりである。

一方、保健福祉部は、大衆浴場の出入り禁止対象から精神疾患者を除外した。これまで「人権侵害だ」と指摘されてきたことが反映されたものとみられる。