【ソウル聯合ニュース】韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮が20日午前に朝鮮半島東の東海上に向け、未詳の弾道ミサイルを発射した。韓国軍はミサイルの飛行距離や高度、速度などを分析している。 北朝鮮は2日前の18日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射している。今年の弾道ミサイル発射は元日を含め3回目。 この日の発射は韓米両軍が19日に朝鮮半島上空で合同訓練を行ったことへの反発とみられる。北朝鮮がICBMを発射したことを受けて、韓米は韓国空軍のF35Aのほか、米軍の戦略爆撃機B1B、F16戦闘機など計10機以上が参加した合同訓練を行った。 北朝鮮はこの日の弾道ミサイル発射直後、金正恩(
キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長の談話を通じ、米国を狙った措置が引き続き行われることを予告した。 談話は「太平洋をわれわれの射撃場として活動する頻度は米国の行動にかかっている」と主張。米核戦力の動きを注視しており、懸念があると判断すれば相応の対応を取ると警告した。
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