イ・ジョンヒョンが、日本デビューも果たさぬまま、日本歌謡界最大のイベントであるNHK紅白歌合戦に出場することとなった。

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NHKは24日、来たる12月31日午後7時30分より放送される、第55回紅白歌合戦に出場する歌手30名を発表した。この中には歌手BoAとイ・ジョンヒョン、ドラマ『冬のソナタ』主題歌を歌ったRyuが堂々と名を連ねていた。

これまでにもチョー・ヨンピル、ケイ・ウンスク、BoAなど、韓国人歌手が出演したことはあるが、3名が一度に出るのは初めてのこと。BoAは3年連続出演の栄光に輝き、イ・ジョンヒョンとRyuは初出場となる。BoAとイ・ジョンヒョンは“赤組”に所属し、Ryuは“白組”に加わって、浜崎あゆみ、ケミストリー、モーニング娘。といった日本のトップスターと肩を並べることになった。

日本で高い人気を誇っているBoAは、NHKが出演者選定のために実施した世論調査においても名前が挙がっており、出演は当然と思われていたケース。
反面、イ・ジョンヒョンとRyuの紅白歌合戦出場は、韓流の影響力が立証されたと見られる。中でも、イ・ジョンヒョンは出演ドラマ『美しき日々』が放映されただけであり、日本で歌手として活動したことはまったくない状態であることから、前代未聞の珍事ともいえる。

イ・ジョンヒョンの日本担当マネージャーは、「日本で、紅白歌合戦によってデビューする歌手はイ・ジョンヒョンが初めて。日本ファンとNHKの期待がそれだけ大きいという意味だ」と語った。
NHKで放映されている『美しき日々』は、爆発的な人気を集め、韓流熱風をリードしたドラマ。イ・ジョンヒョンは、このドラマでチェ・ジウの妹であり、歌手として熱演し、注目を浴びている。また、イ・ジョンヒョンが歌う『Heaven』が収録されたサントラは、売り上げが50万枚を超えている。

イ・ジョンヒョンは来月15日、『Heaven』と『来て(ワ)』収録されたシングルを日本で発売、本格的に日本進出に乗り出す予定だ。

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