カビラ大統領は、「もう内戦は終わった。現在は貧困、未開発といったまた別のものと戦っている」とし、これはアフリカ全土で行われている戦いであり、これを乗り越えることが自国にとって未来への大きな挑戦だと説明した。この挑戦に打ち勝つため、信頼し尊重できるパートナーを探しているとしながら、「韓国がそんなパートナーになり得る」と協力に期待を示した。
また、韓国と経済、外交などさまざまな分野で協力を発展させるという目標があるが、とりわけ、コンゴ民主共和国が保有している鉱物資源開発に韓国企業が加わり、エネルギーや水資源などのインフラを建設することが重要な目標のひとつだと紹介した。
前日の李明博(イ・ミョンバク)大統領との首脳会談にも言及、さまざまな分野で協力に同意しており、特に韓国の開発経験が大きく役立つとの考えを示した。李大統領に8月中のコンゴ訪問を正式に要請したが、必ず実現するよう期待していると話した。
28日に来韓したカビラ大統領は、李大統領との首脳会談、経済4団体長主催の昼食会、産業視察などの日程を消化し、31日に帰国の途に就く。
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