キム・ナムギル の最新ニュースまとめ
会場となった文京シビックホールには、入隊前のキム・ナムギルをひと目見ようと客席を埋め尽くす大勢のファンが集結。人気管弦楽団<パラダン>による『善徳女王』O.S.Tの演奏で幕を開けた。
イベントのスタートを飾ったのは、精力的に日本活動を行っている歌手POSITION。<パラダン>をバックに従え『なつめの木』『Blue Day』『ヘミル』、そして尾崎豊の楽曲カバーで人気を博した『I Love You』を披露し、4年前から勉強を続けているという流暢な日本語でファンとの掛け合いも楽しんだ。また「貧困に苦しむアジアの子どもたちへPOSITIONとしてできることは、音楽しかない」と力強く語ると、秋にリリース予定のアルバムで、韓国での活動を再開すると誓った。
続いて、観客の大声援に迎えられて登場したキム・ナムギルは、会場を埋め尽くすファンに驚いたようすで、笑顔で一礼すると「緊張で眠れなかった」と告白。トークショーの中で、大ヒットドラマ『善徳女王』について聞かれると「長い撮影だったため、共演者とは家族のように過ごしていた」と思い出を語ると「自身が演じたピダムも含め、違う時代に生まれていたら、もっと幸せな人生を送れたのではないか…」と感慨深く話したキム・ナムギル。しかし、日本では絶賛放送中である『善徳女王』の“クライマックス”をぽろりと明かしてしまうハプニングも。
ステージ中盤では、現在オンライン・ダウンロードチャート1位に輝いている『愛してはだめですか』を『善徳女王』の映像とともに熱唱し、演技力だけではなく歌唱力にも優れた、まさにエンターテイナーである姿をみせつけた。また、ファンを「娘」、自身を「パパ」と呼んでいることについて「ファンカフェ(ファンサイト)の会員は、娘のような存在」とし「自分より年をとった娘もいますよ」と会場の笑いを誘った。
プライベートでは、今年1月に約1週間、地震で被災したインドネシア・スマトラ島を訪問、被害復旧と子どもたちとの交流を行ったエピソードが紹介され、会場から拍手が沸き起こると「拍手をいただくようなことではない」と口を開いたキム・ナムギル。以前は、国内にいる貧しい人を救うことが先決であり、海外ばかりに目を向けることへ疑問を抱いていたというが「実際に海外へ出てみたら、生きる上で最低限の環境も整っていないことを知り、海外でのボランティアに関心をもつようになった」と語り、チャリティーという同イベントへの参加についても「呼んでいただけたことを光栄に思っている」とした。
また、キム・ナムギル本人には一切の打ち合わせなしで進められた“ダンス披露”のコーナーでは「絶対に無理」と顔を赤らめながらも、得意のタップダンスを華麗に決めるなど、トークに歌、そしてダンスまでファンにとっては、まさに夢のような時間となっただろう。
「今後、まずは韓国での活動を最優先にがんばり、アジアの文化をリードしていきたい」と力強く語ったキム・ナムギルは、再びの来日を約束しステージを去った。
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