決勝トーナメント1回戦は、南米の強豪・ウルグアイとの対戦。許監督は、決勝トーナメント進出のチームらしく思い切った攻撃と堅固な守備を見せるという意志を隠さず示した。選手らには、プレッシャーを払いのけ決勝トーナメントにふさわしい勝負を展開しようと話したと明らかにした。
問題点として指摘されていた右フルバックの守備に関しては、「失点しないチームはない。試合に勝つには冒険も必要だ。守備陣はすばらしい試合を見せた。チャンスを得ようとすれば、それだけ相手にもチャンスを与えることになる。ウルグアイを相手に、いつも通りの試合をする」と強く述べた。
先発メンバーについては、1次リーグと大きく変わりはなく、多くて1~2人の交代だとした。右フルバックは呉範錫(オ・ボムソク)と車ドゥリ(チャ・ドゥリ)で悩んでいると明かした。
ウルグアイについては、サイド攻撃が特に強く、右フルバックのM・ペレイラのオーバーラップが要注意だとした。中央守備も厚いため、左右側面への速い方向転換が必要だとし、攻略ポイントとしては、セットプレーから得点を狙うと説明した。また、無理な攻撃で容易に機会を与えてはならず、中央MFを厚くすることも必要だとし、アルゼンチン戦のように反撃を許すことがないよう、慎重な試合展開にするとの考えを示した。
前日の練習でPKの練習を行ったことについては、トーナメントという1回勝負では、PKの可能性も含めあらゆることを準備すべきとの考えだと説明した。そうした状況から、ウルグアイ戦はGKに李雲在(イ・ウンジェ)を起用する方向も考えていると明かした。
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