ユチョンの弟パク・ユファン
ユチョンの弟パク・ユファン
韓国芸能界に兄弟、姉妹の俳優たちが続々と登場する中、韓流スター「JYJ」のユチョンと女優チェ・シラが、自身の後を追って演技の道を行く弟、妹に対する特別な愛情を打ち明けた。

ユチョン の最新ニュースまとめ

 K-POPスター「JYJ」のメンバーであり、現在MBCドラマ「会いたい」で主人公を演じているユチョンは、先ごろ聯合ニュースとのインタビューで「以前は、自分一人が家長として家計を支えていたが、いまは弟の器がどんどん大きくなり、僕自身が頼っている部分もある」と語った。

 ユチョンの弟パク・ユファンは、昨年2月MBC週末ドラマ「きらきら光る」を通して俳優としてデビュー。その後、MBC時代劇「階伯」、SBS「千日の約束」まで昨年だけで3作品に続けて出演し、大衆にその存在を認知させた。特に「千日の約束」でスエの弟役を演じ、切ない涙の演技に注目が集まった。

 ことしは、チャンネルA「K-POP最強サバイバル」に主人公として抜てきされたのに続き、MBC「あなたなしでは生きられない」に6か月間出演した。

 ユチョンは「ユファンは、演技が上手だと思う」とし、「連続ドラマに出演していたこともあり、自分よりドラマの撮影経験が豊富だ」と話し笑った。

 続けて「最近、110話まで休みなしにドラマ撮影をこなしたことは感心している」とし、「兄弟共に演技をしているため、お互いを理解することができてうれしい」と語った。

 ユファンは「兄に続いて演技に挑戦した」という典型的なケースだ。兄と母親と共に米国で暮らし、6年前に韓国に戻ってきた彼は、演技にのめり込む前までは夢をもつこともなく、ただ生活していたという。

 しかし、兄を見て演技に興味をもち、1年間演技学校に通った。初めてのオーディションで合格し、ドラマ「きらきら光る」に出演することになった。

 ユチョンは「数年前までは、僕とユファンが一緒に俳優の道に進むだなんて思いもしなかった」とし、「弟が頑張っている姿を見て、誇りに思う」と述べた。

 先ごろ、SBS「5本の指」を終えた女優チェ・シラもインタビューで妹チェ・グッキについて「妹がとても誇らしく、感心している」と笑顔を見せた。

 チェ・グッキは、韓国映画最多興行作として記録を打ち立てた映画「泥棒たち」で美女詐欺師役を演じた。

 1994年、ミュージカル女優としてデビューしたチェ・グッキは、「幸せを作ってさしあげます」や「愛してください」などを経て、1998年KBS時代劇「王と雨」に出演し、姉チェ・シラと共演し話題を呼んだ。

 以降、ミュージカル「マネーキング」、「地下鉄1号線」などで活躍してきた彼女は、2009年SBS「スタイル」でカリスマ溢れる編集長役を演じ、10年ぶりにテレビドラマに復帰した。ことしは、1302万人を動員した映画「泥棒たち」を通して印象深い演技を披露した。

 フラメンコを専門的に学んだチェ・グッキは、フラメンコに関する著書「私は時々フラメンコに夢をみる」を出版し、バレエやジャズ、ラテンダンスの才能も開花させた。

 チェ・シラは「1千万人の観客を動員するというのは、並大抵のことではない」とし、「妹がその遺業を成し遂げた映画で重要な役柄を演じたことが、とても誇らしい」と賞賛。また「思いとしては、あと2~3回は映画を見たかったのだが、スケジュールの関係で映画館で1度しか見ることができず残念だった」と語った。

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