カン・ジファン
カン・ジファン
「台本には、涙を流すシーンとは書いてありませんでしたが、自然と涙が出てきたんです。言葉で表現するのは難しいですね(笑)」

カン・ジファン の最新ニュースまとめ

 SBS新ドラマ「金の化身」で主人公イ・チャドンを演じる俳優カン・ジファンは劇中、ボク・ジェイン役でタッグを組んだ女優ファン・ジョンウムとのキスシーンをこのように振り返った。

 最高の株価をあげている女優とのキスシーンで涙が出てきたというのは、劇中ボク・ジェインは、体重70キロに性格までだらしない人物であるため。ファン・ジョンウムはこのために撮影の度に3時間、特殊メイクを施しているのだ。

 「もちろん美しいファン・ジョンウムさんとキスシーンを撮影するのですからうれしいんですけど…。太った女性に変装した彼女に強制的にキスされるシーンでした。そのようなキスは初めてで、慌ててしまいました(笑)」

 彼は「目を閉じて、変身前のジョンウムさんを想像しました」とし、「役柄に忠実にしようと努力しました」とエピソードを語った。

 「ジョンウムさんのとてもかわいらしいキャラクターが、シリコンを突き抜けて表に出ていたので満足でした。憎めないキャラクターなんです。それから、演技においてもたくさんのアドバイスをもらいました」

 ドラマ「金の化身」は、幼い頃にお金が理由で父親を亡くし、人生を根こそぎ奪われたイ・チャンドンの欲望と愛を描いた作品。イ・チャンドンは、表面上はエリート検事だが、内面には金のためなら形振り構わない”不正スポンサー検事”の姿を隠している。

 中央地検で共に働く部長検事チ・セグァンが、自身の両親を没落させた張本人だと知り、対立関係となる。

 「イ・チャンドンは、喜怒哀楽が激しい家庭環境で育ってきたため、欲が強い人物です。前半はロマンチックコメディが主となっていますが、後半に進めば進むほど『金の化身』になっていくしかない理由が鮮明になっていきます」

 特殊部検事役のイ・チャンドンは、自然とSBSドラマ「野王」の検事役クォン・サンウと比較されてしまう。

 「そうでなくても『野王』の1話、2話を楽しく見ましたよ。私が演じるイ・チャンドン検事は、クォン・サンウさんが『野王』で見せているキャラクターとは違う部分があります。『金の化身』に変わっていく過程をあっと驚くような展開で準備していますので、ぜひ期待してください」

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