統計庁が1日に発表した消費者物価動向によると、1月の消費者物価は前年同月比1.5%上昇した。
前月比では0.6%上昇。昨年10~11月にはマイナスを記録したが、12月から2か月連続でプラスとなった。
農産物と石油を除くコア指数は前年同月比1.2%上がり、前月比では0.4%上昇した。食料品とエネルギーを除く指数の上昇率は前月同様の1.4%で、5か月連続で横ばい。生活物価指数は前年同月比、前月比ともに0.8%上昇した。
生鮮食品指数は前月より6.1%上昇した。前年同月比では9.3%上昇となった。
支出目的別では前月に比べ、食料品・非酒類飲料部門が1.9%上昇し、保健部門が0.9%上昇、酒類・たばこ部門が0.7%上昇した。衣類・靴、通信、娯楽・文化部門は変動がなかった。前年同月比ではその他の商品・サービス(マイナス4.3%)と通信(プラスマイナスゼロ)を除き、全部門で上昇した。
品目別では農畜水産物が前月より3.3%上昇した。前年同月比では2.1%上昇した。
工業製品は前月比0.1%上昇し、前年同月比では1.3%上昇した。サービス部門は前月比0.4%、前年同月比では1.3%それぞれ上昇した。
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