【世宗聯合ニュース】韓国企画財政部は8日、朴宰完(パク・ジェワン)企画財政部長官と成竜洛(ソン・ヨンラク)監査院監査委員が出席した会議で、2012年会計年度(1月1日~12月31日)総歳入簿と総歳出簿を締め切り、昨年の政府の歳入・歳出実績を確定した。
 それによると昨年の総歳入は282兆4000億ウォン(約24兆424億円)、総歳出は274兆8000億ウォンだった。
 総歳入から総歳出を引いた決算上の剰余金は7兆6093億ウォン。
 このうち7兆7577億ウォンが2013年会計年度に繰り越され、1484億ウォンの歳計剰余金赤字が発生した。
 税収は203兆ウォンで前年より10兆6000億ウォン増え、初めて200兆ウォンを突破した。ただ景気低迷の影響で当初の計画より2兆8000億ウォン少なかった。
 イ・テソン財政管理局長は「理想的な歳出・歳入予算が編成され、計画通りに執行されれば歳計剰余金はゼロになるべきだ。ただ例年よりゼロに近いので管理の側面から見ればバランスが取れていると言える」と説明した。
 政府は総歳入簿と総歳出簿の締め切りを受け、2012年会計年度国家決算報告書を作成し閣議審議・大統領承認・監査院決算検査を経て5月31日までに国会に提出する予定。

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