チョー・ヨンピル
チョー・ヨンピル
韓国の“歌王”チョー・ヨンピルの19thアルバム「Hello」がCDとデジタル音源に続き、LPやMQS(Mastering Quality Sound、高解像度音源)など多様な形態で発売されることがわかった。

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 チョー・ヨンピル側は25日「多くの世代が多様な形態と高品質サウンド音楽を楽しめるようLPとMQSでもお披露目する予定」とし「そのうちLPは長年のファンにサービスするという趣旨で発売を決定した」と明らかにした。

 チョー・ヨンピルはLPとMQS発売のために時間と精魂を込めてマスタリング作業を新たに行う。

 特にMQSはサウンドの豊かな空気感とダイナミックな表現を提供する高品質音源で、「Astell&Kern」など別途の再生機器で鑑賞しなければならず、同過程がとても重要である。

 チョー・ヨンピル側は「19thアルバム収録曲はすでにサウンドではなくバンドのリアルな演奏を込めた音源なので、サウンドのバランスを合わせるのに時間がかかるものと見られる」と説明した。

 サウンドへのチョー・ヨンピルのこだわりはすでに歌謡界で定評がある。

 すでに発売された19thアルバムも2回のミキシングと3回のマスタリング過程を経た。彼が1年6か月にわたって米国、英国など海外の多くの地域を回りアルバムを制作したのも、世界的な専門家を迎え入れて最高のサウンドを作るという意思のためだった。

 アルバムには昨年グラミー賞授賞式で「ベストエンジニアアルバム」部門の候補に挙がった巨匠トニー・マセラティがミキシング、「オアシス」など世界的なミュージシャンのアルバムをマスタリングした英国エンジニアのイアン・クーパーがマスタリングに参加した。

 しかし彼はすでに発表されたアルバムの一部の曲のマスタリング作業ももう一度行うことにした。

 チョー・ヨンピル側は「大衆が聞くには大差はないが、本人が一部の曲の演奏に気に入らない部分があるとして、より完璧なサウンドで完成度を高めることにした」とし「修正された曲は今後追加注文が入ったアルバムに収録する予定だ」と説明した。

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