技術委員会は韓国代表監督の選出に向けた実務を担う組織だ。この日の委員会では来月韓国で開かれる東アジアカップの予備登録メンバーを確定する計画だった。しかし、かねてから2014年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選終了後の辞任を表明していた崔康ヒ(チェ・ガンヒ)韓国代表監督が、18日のイラン戦で本大会出場を決めた後、辞任の意向をあらためて示したことから、主要議題として次期監督の選出問題が扱われることになった。
新監督は来年のW杯本大会で韓国代表を率いる。有力候補として、洪明甫(ホン・ミョンボ)元五輪韓国代表監督、セネル・ギネシュ元トルコ代表監督らの名前が挙がる。洪氏に内定したとの観測も出ているが、協会関係者は「候補の一人として検討されているだけで、確定したわけではない」と否定した。
協会は、韓国サッカーを理解し、安定した指導力を発揮できることを新監督の資格とする。
洪氏は昨年のロンドン五輪で韓国代表を率いて銅メダルを獲得した手腕が認められている。2009年にユース韓国代表、2010年にアジア大会韓国代表の監督も務め、現在の韓国代表の主軸を育てた。不安を感じさせる今のチームの立て直しと本選での安定した指揮が期待できるとして、適任者とみられている。
新指揮官は早ければ今月中に決まる見通しだ。
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