中国「山東泰山」新監督のチェ・ガンヒ氏、目標は「3位以内、来年は優勝目指す」

チームの主力MFソン・ジュンホ（31）が中国公安当局に拘束されて9日が経過。中国スーパーリーグ「山東泰山」の新監督に決定したチェ・ガンヒ氏（64）が、チームの改善点を明かした。

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　中国メディアによると、チェ監督はスーパーリーグ第8節「天津津門虎」戦を控えた去る19日、記者会見に出席。チェ監督は「この試合は非常に重要。われわれの準備期間は、相対的に短い」と明かした。

　会見でチェ監督は「リーグの中間で（監督に）就任し、多くの困難がある」とした上で、「チーム全体のコンディションを調整しなければならない」と説明。また「チームの現在の成績は納得できるものではなく、改善が必要だ」と強調した。

　目標については「心理的な目標は、3位以内に入ること」とし、「来年と未来の目標は、優勝だ。良い結果を出したい」と述べた。

　「山東泰山」は、ハオ・ウェイ元監督が八百長の疑いで中国公安当局の捜査を受けている。ファビオ ヘッドコーチが監督代行を務めていたが、先ごろチェ・ガンヒ氏の監督就任が発表された。

　一方、中国外交部（外務省に相当）は、「山東泰山」所属の韓国人選手ソン・ジュンホが民間人に適用される「非国家工作人員受賂罪」の疑いで、中国公安当局に拘束されていると明らかにした。ソン・ジュンホは今月12日、現地空港から家族と共に出国しようとした際、公安当局によって逮捕された。現在も拘束中で、取り調べを受けている。