チェ・ジンヒョク の最新ニュースまとめ
韓国では10月9日から放送されるイ・ミンホ、パク・シネ主演のSBS新水木ドラマ「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち(原題)」、チョン・ウソン主演映画「神の一手(原題)」への出演も決まり、現在撮影で忙しい中、来日。9月15日(日)東京・よみうりホールにて、昨年12月以来となる日本で2度目のファンミーティング「チェ・ジニョクに会いたい!」を開催した。
この日、東京は台風の接近により、朝から大雨に見舞われたが、イベントが始まるころには、天気が回復。最大1100席収容の客席は、“チェ・ジニョクに会いたい”ファンでほぼ満席となった。ファンの期待が高まる中、定刻通りにファンミーティングがスタート。「MEMORIES」と題したオープニング映像が流れた後、平井堅の「瞳をとじて」を歌いながら、黒のスーツに白いシャツという装いで、ステージ中央のカーテンからチェ・ジニョクが登場すると、ファンは「キャー!」「かっこいい~」と大歓声を上げながら、一斉にペンライトを点灯。幻想的な雰囲気の中で、しっとりと歌い上げるチェ・ジニョクが、曲の間奏で耳に手を当て、拍手をあおると一段と大きな歓声と拍手が会場に響き渡った。
開始早々、一気にファンの心をわしづかみにしたチェ・ジニョクは、「お元気でしたか?今日は来てくださって本当にありがとうございます」と日本語でファンにあいさつ。現在、日本語を勉強中らしく、「日本語は3歳レベル(笑)」と話し、会場を和ませた彼は、本来歌手志望だっただけあり、見事な歌声で「瞳をとじて」を披露。ところが、「実際に歌ってみたら難しい曲でした。選曲間違えたかな?」とあくまで謙虚な姿勢。照れ笑いを浮かべる姿が、またもファンの心をくすぐった。
続いて、ファンが選んだ作品&シーンベスト3の発表へ。作品やシーンの思い出も交えながら、エピソードトークが展開されていく。まずはファンが好きな作品から。3位は、しっかり者の長男ヒョッキ役を演じた「大丈夫、パパの娘だから」。実際に両親に対しては「子どものころから人一倍親への思いが強かった方。両親を大切にしたい、というのが僕の心情。特に母親を大切にしたいと思っています。でも、マザコンではないですよ(笑)」としっかりアピール。他に、撮影当時は、凍傷にかかるぐらい寒くて大変だったことや、共演した「SUPER JUNIOR」のドンヘと、このドラマがきっかけで親しくなったことも明かした。
2位は、ホテルの新人コンシェルジュ、ペ・ソンヒョン役を演じた「ロマンスが必要」。ドラマの紹介映像として、キスシーンばかりを集めた映像が流れると、チェ・ジニョクは「このビデオ、誰が作ったんですか?」と顔を覆い、大照れ。演技の面白さに目覚めたというこのドラマを「キスシーンが多くて、こんなに照れくさい瞬間があるんだなぁ、ということを初めて知りました。1話から過激なシーンがたくさんあるので、エッチなドラマかなと思いましたが、台本を読んでいくうちに、すごく面白いと感じたし、女性視聴者に好きになってもらえるドラマになりました」と振り返った。すかさず、司会者から「演技でキスをするときは、どういう心情なんですか?」とつっこまれたが、「パス」と即答し、またも照れまくる姿がキュートだった。1位は、御曹司でありながら孤独なク・サンヒョク役を演じた「私の娘コンニム」。「ダークで重いトーンですが、台本が緻密で、涙腺を刺激するようなドラマ」と紹介した。
次はファンが好きなシーン。3位は、「ロマンスが必要」の第5話で、ソンヒョンがイニョン(チョ・ヨジョン)に「二股でもいいから、付き合おう」と言うシーン。「実際にソンヒョンの気持ちは理解できる?」と聞かれたチェ・ジニョクは「僕はそういうのは苦手ですね。彼氏のいる女性のことは、女性としては意識できないような気がします。その彼氏の立場だったら、すごく気分が悪いと思う。なので、お付き合いしている相手がいる人に対しては、僕は手を出しません」と男気あふれる答えにファンもひと安心。
2位は、「私の娘コンニム」の第125話で、透析が終わった母親(チョ・ミンス)を涙ながらに説得し、負ぶって帰るシーン。自然な演技が好評だったが、チェ・ジニョクは「自分の母も実際に体調がよくないので、この役に入り込めたと思うし、台本を読みながら、よく泣きました。キャラクターの設定が、自然な演技につながったのかもしれませんね」としみじみと話し、このシーンは本人も印象に残っていると伝えた。1位は、「大丈夫、パパの娘だから」の第9話で、バンドのボーカルとして歌うシーン。「自分のシーンで自分の歌が流れるのは気恥ずかしくて、演技に集中できないという俳優さんが多いですが、僕はうれしいし、気分がいい」と満面の笑みをこぼした。
ファンとのデュエットコーナーでは、チェ・ジニョクが事前に抽選で選ばれたファン2人と、「ロンリーチャップリン」をデュエット。どちらの歌が良かったかを決める対決形式で、緊張気味のファン2人をリラックスさせ、曲中に時折見詰め合ったりしながらうまくリードし、2曲連続で歌ったチェ・ジニョク。客席からは嫉妬のような悲鳴が上がるのかと思いきや、歌に合わせて自然と手拍子が起こり、会場は温かい雰囲気に包まれた。さっそく判定へと移り、拍手の量で勝者を決めることに。ところが、拍手の量はどちらも同じくらい。結局、チェ・ジニョクに判定が委ねられたが、「本当に二人ともよかったので、分からない。採点するのは難しい。僕、見た目はこんなですけど、気持ちはナイーブなんです」と訴え、もう1度客席に拍手を求め、最終的に勝者が決定。勝者にはサイン入りポスターがプレゼントされた。
その後、再び今回のイベントのために制作された、フォトブックのメイキング映像を見ながら、撮影時のエピソードを語るトークコーナーへ。金浦(キンポ)彫刻公園での撮影では、「すごく暑くて、汗がシャワーのように噴き出ました」と明かし、他にも東幕里(トンマクリ)海水浴場やカフェなどで撮影したときの様子を紹介。意外にも、写真を撮られるのは嫌いだったというチェ・ジニョクは「初めは写真を撮られるのがぎこちなかったんですが、最近は慣れてきて楽しいと思うようになりました」とし、「でも、僕は写真写りが悪いんです。実物の方がいいと思いませんか?」と茶目っ気たっぷりにファンに問いかけると、客席からはそれを肯定する大きな拍手が沸き起こった。
直筆手紙やフォトブックの撮影で使用したタンブラー、カフェで読んでいた本などのプレゼント抽選会を経て、ファンミーティングはいよいよ佳境へ。チェ・ジニョクは、胸の開いた黒いシャツに白いパンツというさわやかなスタイルに着替えて登場。「緊張しているんですが、こうして皆さんと僕だけの時間を過ごしたいと思いました」と語り始めると、会場は静かに彼の言葉に耳を傾けた。「今日は台風が来るというので、とても心配しました。来られない方がいらしたら、どうしようと。幸い、たくさんの方に来ていただき、ありがたいと思っています。前回も感じましたが、僕は本当に幸せ者。改めて感謝します」とメッセージを伝え、ドラマ「シークレット・ガーデン」でヒョンビンが歌った挿入歌「その男」と、「九家(クガ)の書」で自身が歌った挿入歌「お元気ですか」を2曲続けて熱唱した。と、ここで突然舞台袖にはけ、しばらくしてから再びステージに現れたチェ・ジニョク。「ずっとトイレを我慢していた」と明かし、会場は大爆笑。しかし、笑っていたのもつかの間、会場の空気が一変する。
「僕は今年、韓国の数え年で29歳、来年30歳になります。そろそろ軍隊に行かなければならない歳なので、日本で皆さんにお会いできるのは、今回が最後になってしまうと思います」と衝撃的なサプライズ発表に、会場からは「えーっ!」と悲鳴のような声が。それをなだめるように、チェ・ジニョクは「軍隊から戻ってきてから、またお会いできるし、軍隊に行く前、皆さんともう1回お会いできる場を作りたいと思います。海外に出ることはできないので、僕の誕生日の2月9日、韓国に皆さんを招き、誕生日パーティーをしようと思っています。そのときにまたお会いできることを期待しています」とファンに約束した。そして、「今日も皆さんがたくさんの声援を送ってくださり、さっき何度か泣きそうになってしまいました。今日が最後だとは言いたくありません。僕が戻ってくるまで、見守っていてください」と心のこもったあいさつに、ファンも精一杯の拍手で応えた。
自分の記念に、と客席をバックに、スマートフォンでファンと写真を撮ったチェ・ジニョク。最後は歌のプレゼントとして、「辛いときにそばで支えてくれる味方・仲間の存在が大事だと思います。この歌詞の内容が心に響いたので、皆さんにお聴かせしたいと思いました」とAIの「STORY」を情感たっぷりに歌い、舞台の幕が下りた。
その後、フォトブック購入者を対象にした、握手会へと突入した。今の率直な気持ちとして、「ご縁というのは大事。今ここにいらっしゃる皆さんが僕のご縁だと感じています。これから、軍隊でもどこにいても、感謝の気持ちを死ぬまで絶対忘れません」と宣言したチェ・ジニョク。純粋ではにかんだ姿、ファンへの優しい気遣い、そして何よりも悪天候を吹き飛ばすステキな笑顔をたくさん残してくれた。
ホームドラマチャンネルにて、2014年1月「チェ・ジニョクに会いたい!」(全1回)日本初放送決定!
韓流ぴあにて「チェ・ジニョク★Express」好評連載中!
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