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SBSは先月31日夜、パイロット(試験)放送番組「オー!マイベイビー」を放送した。KBSもやはり3日から「ハッピーサンデー」の初コーナーとして育児奮闘記を収めたバラエティ番組「スーパーマンが帰ってきた」の放送をスタートさせる。
KBSに続いて、SBSまで育児バラエティ番組を新設するのは、MBC「パパ!どこ行くの?」の大成功に刺激を受けたためだろう。
「パパ!どこ行くの?」は、ことし初めから放送され、子どもたちの明るい姿が視聴者から好評となり、1年ちかく人気番組として君臨している。2月から日曜日の同時間帯バラエティ番組コーナー別視聴率でトップを独走しているのだ。
厳しい世界と刺激的なアトラクションが溢れる現代社会で子どもたちの純粋な姿は、清涼剤のようなフレッシュさを与えてくれる点で視聴率において良い成績を収めた。また、それだけでなく教育的にも良い番組だという称賛が相次いでいる。
KBSとSBSは「パパ!どこ行くの?」の成功をうらやましがりながら、同じような成果を期待しているようだ。
「パパ!どこ行くの?」は父親と子どもの旅行記を収めていたが、KBS「スーパーマンが帰ってきた」は育児そのものに焦点を当てた。チュ・ソンフン(秋山成勲)、イ・フィジェ、TABLO(TABLO)、チャン・ヒョンソンと共に幼い子どもたちを出演させ、父親が育児の大変さを経験しながら子どもと愛を育んでいく過程を描く予定だ。
ことし9月、秋夕(旧盆)連休に試験的に放送され好評となり、視聴率も8.4%(ニールセンコリア集計/全国基準)まで伸びて良い成績を記録。これにより、制作陣の自信感も大きい。先ごろ「ハッピーサンデー」で放送された予告編もやはり話題となった。
一方、SBS「オー!マイベイビー」はその他の育児番組が両親とその子どものストーリーを収めるのとは異なり、祖父母とその孫の関係を追うことで差別化を図る方針だ。イム・ヒョンシク、イム・ハリョンとその孫たち、子役チェ・ロウンと祖母などが出演。また、多文化家庭(外国人配偶者をもつ家庭)を1組出演させる点も一風変わっている。
SBS「オー!マイベイビー」の制作陣は「”観察カメラ”を活用した100%リアル育児バラエティでスタッフの演出を最大限自粛し、リアリティを生かす」とし「おじいちゃん、おばあちゃんの想像を超えた育児法とあっと驚く孫たちの魅力で育児バラエティの構図を変えてみせる」と自信を見せた。
去る31日夜に初放送された「オー!マイベイビー」は、祖父母の現実的な孫育児日記を収めたという点で、まずまずの評価を受けた。しかし、視聴率は4.0%(ニールセンコリア集計/全国基準)に留まった。
KBSとSBSが新たな番組で勝負を挑むことにより、地上波3社”育児バラエティ決戦”の最終勝者はどの局になるのか、注目が集まる。
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