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現在の野球場を含む「ソウル・オリンピック・メインスタジアム」一帯を、スポーツだけでなく、コンサートやエンターテイメント関連のイベントも開催できる複合文化施設として再開発するとのこと。
「ドーム」としては、2015年に完成予定のソウル南西部の高尺洞(コチョクドン)ドーム球場に次ぐ2番目になりそうだ。日本に比べて梅雨が短い韓国では、「ドーム」の需要がそれほど多くなかったのだ。
実はこの計画案は、以前から検討されてきた「カンナム国際会議展示(MICE)複合団地造成計画案」に含まれていた内容でもある。ソウル市は、カンナム区サムソン洞のコエックス(COEX)からチャムシル野球場を結ぶ周辺地帯を「特化地域」にすると発表している。また、「再建するドーム球場は、コエックスと並ぶ大規模なスポーツ&エンターテイメント複合施設になる予定だ」と明らかにした。
なお、この周辺には、ロッテワールドやソクチョン湖、ロッテホテル、オリンピック公園などの観光施設があり、相乗効果が期待されるところ。ソウル特別市の関係者は、「年間150回以上の様々な公演をこなし、黒字経営を続けている『東京ドーム』の事例も参考にしたい」と述べた。
確か東京ドームは、韓国芸能界では一つのシンボルだ。韓国芸能人として、「東京ドーム公演」を初めて行ったのは、大物俳優イ・ビョンホン。2006年に大規模ファンミーティングを開いていた。韓国歌手のコンサートとしては、Rain(ピ)が最初だ。
韓国女性歌手としては「KARA」のコンサートが最初。韓国芸能人としての「最多ドーム公演」の記録は、「東方神起」のもの。日本の芸能人としては、「KinKi Kids」が「最多ドーム公演」の記録を持つ。
韓国ドラマ関連の単独催事としては、「宮廷女官チャングムの誓い」が最初の「Tokyo Dome Festival」の記録を持ち、記念DVDまで発売された。「ドーム連続公演」の記録は、「ローリング・ストーンズ」、マイケル・ジャクソン、「SMAP」などが持つ。今になっては、「東京ドーム公演」そのものが、韓国芸能人のステータスの象徴になっているのだ。
一方、「ドーム」に変身するチャムシル野球場は、韓国プロ野球が発足した1982年にオープンして以来、 30年以上も再開発なしに維持されてきた。メンンテナンス費用だけでも毎年数十億ウォンはかけられているという。
ホームとして使用しているプロ野球球団の「LGツインズ」と「斗山ベアーズ」の野球関係者たちは、「雨のせいで試合が中断されることも多いし、維持費の面でも効率が悪いので、早急にドーム球場を建設すべき」と長年に渡って要求してきた経緯がある。しかし、膨大な建設費用と、この地域が抱える慢性的な交通渋滞などの理由から懸念の声も絶えず、検討案すら公表されずにいた。
ここにきてようやく、その建設方案が一歩進んだ形になった訳だが、「東京オリンピック」と相まって、さらなる日韓交流が深まりそうだ。日韓両国の「ドーム」で、「KARA」と「SMAP」が共演する日を待つ。
KARA-釜山ファンサイン会の現場 (2013.09.13)
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