タルレ音楽団 の最新ニュースまとめ
脱北者である5人組女性グループ<タルレ音楽団>(ハン・オクチョン、カン・ユウン、ホ・スヒャン、イム・ユギョン、イ・ユンギョン)が、21日正午、京畿道南揚州(キョンギド・ナムヤンジュ)総合撮影所で、デビュー曲『オシャレさん』のミュージックビデオ撮影を行った。国内外の取材陣の前に、姿を現した彼女たちは、この日、脱北過程や南北関係などに関する質問が出ると、「私たちは政治家ではなく、歌を歌う人間」と強調した。
彼女たちは、「韓国に北朝鮮の文化を広めて、韓国の人たちに北朝鮮の歌に合わせて踊ってほしい」「脱北者ではなく、韓国の芸能人、音楽をするグループとして見てほしい」と伝えた。
-“タルレ音楽団”とは?
「早春に芽吹くタルレ(ユリ科のヒメニラ)を食べると、香りがいいです。私たち音楽団の歌を聴いて、凍っていた南北の心が溶ければいいと思います。タルレという名前のまま、純粋で余韻を残すグループになりたいです。」(ハン・オクチョン)
-分断の象徴である、板門店セットの感想は?
「初めてここに来て、本当の板門店だと思って驚きました。自由の家、板門店を見て、こういった雰囲気が嫌になりました。板門店は、胸の痛む所ではありませんか。撮影が楽しくて、ふと忘れてしまいましたが…。本当の板門店ならば、こんな風に笑って撮影できないはずです。」(ハン・オクチョン)
-国内外の取材陣の関心が、プレッシャーにはなりませんか?
「これほどまで注目されるとは思いませんでした。関心を持って下さっても、良いところを見せないと期待を裏切ることになるので、プレッシャーもあります。脱北者という肩書きを脱皮し、音楽をやる平凡な芸能人として見てほしいです。」(イム・ユギョン)
-グループ名と曲の全てに、北朝鮮の雰囲気が漂っていますが
「北朝鮮の文化、音楽を披露したいという思いからです。多くの韓国の人が持っている、北朝鮮歌謡に対する拒否感を忘れてもらい、一緒に踊ってほしいのです。北朝鮮で学んだ曲、踊り、楽器などの実力がプラスになると思います。」(カン・ユウン)
-韓国で活動しながら、どんなものを見せたいですか?
「私たちは歌、楽器、舞踊をするグループです。歌は北朝鮮のツヤのある歌声と、力を抜いて歌う韓国のスタイルを混ぜて披露します。タルレ音楽団ならではの歌唱法を研究しました。」(ハン・オクチョン)
「脱北者という視線から抜け出さなければなりません。韓国の歌と踊りも見せて、新しい姿をどんどん披露していきます。」(カン・ユウン)
-芸能人がなぜ魅力的なのか
「北朝鮮でもやりたかったことなので、辛いことにもめげず、がんばっています。」(メンバー全員)
-北朝鮮にいる家族の問題で辞めたメンバーがいるそうですが、心配では?
「心配はしておりません。そういうことは特に気にしておりません。」(イム・ユギョン)
Copyrights(C)yonhapnews & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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