大韓バドミントン協会は28日午後、緊急記者会見を開き、世界バドミントン連盟(BWF)が李龍大に1年間の出場停止処分を科したと発表した。
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BWFによると、李は昨年の3月、9月、11月の3回にわたりドーピング検査のための居場所情報義務を怠った。李のほかもう1人の選手にも同じ処分が科された。
韓国ドーピング防止委員会の関係者は、18か月以内に居場所情報義務違反が3回にのぼる選手に対し世界反ドーピング機関(WADA)が処分を下すと説明した。
大韓バドミントン協会関係者と両選手は13日にデンマークで開かれた公聴会に出席し、無実を主張したが受け入れられなかった。
同協会の金重洙(キム・ジュンス)専務理事は「両選手とも禁止薬物は服用していない上、ドーピング検査を故意に拒否したこともない。今回の処分は手続きに関する規定違反によるものだ」と釈明した。昨年3月と11月は、居場所として登録されていたソウル・泰陵選手村に検査官が訪れた際、両選手とも国内外の大会に参加中だったため不在だった。9月は居場所情報を書面で報告しなければならなかったが、できなかったという。
協会側は両選手が仁川アジア大会に出場できるようWADAに異議申し立てを行う予定だ。
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