イム・ジュファン
イム・ジュファン
KNTVにて絶賛放映中のドラマ「おバカちゃん注意報~ありったけの愛~」(毎週月~金曜日、午後7時15分~午後8時ほか)に出演し、そのコミカルな演技と優しい笑顔で韓国のみならず日本のファンの心を虜にするイム・ジュファンが1月25日(土)東京・渋谷のアイアシアタートーキョーにてファンミーティングを開催した。

イム・ジュファン の最新ニュースまとめ

 「2014 New Year Special Show帰ってきたぞ!イム・ジュファン」と題された今回のイベントは除隊後初のファンミーティング。久しぶりの日本でのイベントということもあり贈られた花やサイン入りのボードの前ではファン同士での撮影会が繰り広げられ、開演前から来日を待ち望んでいたファン達の熱気に包まれた。

 会場へ入るとおしゃれなカフェをイメージさせるセットに期待も高まり、今か今かとジュファンを待ち望むファン達。ステージが暗転するとスクリーンには会場入口に笑顔で立っているイム・ジュファンの映像が映し出され、客席後方からジュファン本人が登場。ファンのすぐそばを歩き、手を振りながらゆっくりステージへ。「帰ってきたぞ!」と力強い第一声に再び、会場から揺れんばかりの声援と拍手が送られた。

 ギンガムチェックのジャケットに身を包み、にこやかな笑顔で登場したジュファン。ファンからの「おかえりなさい!」に「ただいま!」とあいさつ。「ジュファニー!」と男性ファンからの声援には驚きながらもうれしそうに応えた。

 日本に来てしたこと、またしたいことは?の質問に「おいしいカレーうどんとエビフライを食べました。今回は渋谷や新宿へ行きたいですし、おいしいものを食べて、生ビールも飲みたいですね」と答え、気取らない様子はファンの心をぐっと近づけた。

 日本全国、また韓国から駆けつけたファン達、ジュファンたっての希望で、ファンの方々とより近くで触れ合いたいとカフェのようにセットされたステージ上へ抽選で選ばれたファン16人が招かれた。このサプライズはイベント中3回行われ、抽選のたびに期待が高まる黄色い声が会場に響いた。ステージに上がったファン一人ひとりに声をかけ、握手をして頭を下げるジュファンはファンとの再会を心から喜んでいた。

 最初のトークコーナーは近況や出演したドラマの話題へ。昨年2月16日に除隊し3月からは「おバカちゃん注意報~ありったけの愛~」の撮影に入ったというジュファン。「除隊後は軍人生活の影響で行動や言葉が堅苦しくなりました。普通になるまで少し時間がかかりました」と除隊後のエピソードを語り、軍隊にいた頃にしたかったことは「みなさんにこうやってあいさつすること」と入隊中もファンを思っていたことを伝えた。
 
 また過去の出演作をダイジェストで流し、ファンと共に振り返った。2004年に出演した韓国ドラマ「マジック」では初々しい姿がモニターに映しだされた。そのかわいらしい姿に会場は大興奮。恥らいながらも「この役には愛着があります。よりうまくもう一度演じてみたい(笑)」と話した。

 続いて、ジュファンについていくつかの質問が出され、好きな女性のタイプについて聞かれると「ウェーブのかかった髪の女性が好きです。よく笑って、ご飯をおいしそうに食べる人も好きですし、ここにいるみなさんも好きなタイプです」と答え会場を沸かせた。

 「ジュファンは覚えているかな?ゲーム」のコーナーでは自身が出演したドラマの台詞を覚えているかが問われ、覚えていなければ「カバンの中身を大公開!」という内容だったが、ジュファンの回答は完ぺき。かっこいい姿を見せてくれたが、ファンは不満げ。カバンの中身を見たい!とのファンからのお願いに快く公開してくれた。中身は普段から使用しているメガネや、ファンからプレゼントされたサングラス、髭剃り、台本など。香水の香りをファンへ届けるために振り撒いて歩いたが、少し不思議な光景にジュファン自身も笑いをこらえきれない様子だった。

 ここで急遽、私物がプレゼントされることに。抽選で選ばれた1人になんと使用中の財布がプレゼントされた。韓国では財布をプレゼントする場合、お金を入れて贈るという風習にちなんで5万ウォンが入れられた。「この財布で僕自身もお金を貯めることができたので、当たった方にもいいことがあるといいですね」と加え、直接客席に向かいファンに手渡しした。感動して涙するファンに「泣かないでね」と優しく声をかける姿に会場からは温かい拍手が送られた。

 続いては日本でも放送中の「おバカちゃん注意報~ありったけの愛~」についてのトークコーナーへ。演じたジュンスについては「おバカだがピュアでシリアスな人物」と答え、「悲しい場面もあるが、心温まるドラマで家族の大切さを感じてもらえるのではないかな」と話した。実際に観ているファン達は大きく頷き共感した。また、全133話も続く長編ともあり、とても忙しい撮影の様子を明かした。8か月間の撮影期間で休暇は8日ほどで、1日3時間程度の睡眠だったこともあったと明かし会場のファンを驚かせた。全力で取り組んだ作品であったからこそ多くの人に愛される作品となったことを証明した。

 ここでファンから「日本のテレビやドラマには出ないのですか?」と問いかけられ、「チャンスがあればいつでも出たい。希望を言えば福山雅治さんとご一緒したいですね」と話し、日本での活動にも意欲を見せた。日本での活動を望むファンからは大きな拍手が送られ、大きな歓声で期待を表した。

 イベント2部は衣装を着替えて、黒でまとめたニットのカジュアルスタイルで登場。1部に引き続きファン参加型でイベントが進んだ。「クイズ!ジュファン君!! 」のコーナーではファンに向けて2択クイズを出題。ファンでも答えるのが難しい問題やプライベートに迫る問題が全部で5問出され会場もヒートアップ。全問正解した5人のファンがステージへ。ご褒美はツーショット写真やマッサージ、10秒間何をしてもOKなど9項目の中から1つをジュファンがストラックアウトで選ぶというドキドキのご褒美はどれも幸せなものばかり。娘のお婿さんになってほしいと語った1人のファンは「手をつないで会場をお散歩」というなんともうれしいプレゼントをゲット。幸運な5人には会場から祝福の拍手が送られた。

 「いやん だめよ ザ・妄想タイム」と題されたコーナーでは4つのシチュエーションが用意され、これもまた抽選で選ばれた4人のファンがジュファンと共にドラマのワンシーンを熱演し、感極まって涙するファンも。“飲みすぎてフラつく彼女を支え抱きしめる”というシチュエーションでは、ジュファンのアドリブでキスをする仕草まで飛び出した。この日一番の歓声に包まれながらエンディングへ。

 「みなさんと過ごすことができて本当に楽しかったです。次回も今回の様にスキンシップがとれるプログラムになればうれしいですね。今後は韓国に戻って次の作品の準備をします。日本では『おバカちゃん注意報~ありったけの愛~』が放送されていますので楽しく観て欲しいです。今日は本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを込めてあいさつをした。

 別れを惜しむファンにジュファンからのプレゼントはこれだけでは終わらなかった。最後は歌のプレゼント。歌は苦手と謙遜しながらもバラード曲「愛したけど」をしっとりと歌い上げ、アンコールではトロット曲「あの時のあの人」をノリノリのダンスを披露しながら歌い、会場は大盛り上がり。「耳、大丈夫?(笑)」とお茶目に問いかけ、ファンから笑いを誘った。

 最後には「俳優という職業になれてよかった」という言葉を聞くことができ、ファンにはたまらないイベントとなった。イベント終了後にはファン全員との握手会も開催され、ファンとの再会を心から喜び、最初から最後まで待っていたファンヘの思いが詰まったファンミーティングは幕を閉じた。次回映画出演も決まったイム・ジュファンに更なる活躍を期待したい。

 なお、今回のファンミーティングの内容は2月13日にKNTVにて放送(午後11時15分~深夜0時55分)が決定している。


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