韓国映画「怪しい彼女」のキャスト、公開日、あらすじ
4日、映画振興委員会映画館入場券統合ネットワークによると、ことし1月1日から3月31日までの韓国映画占有率は47.7%だった。
韓国映画は、2010年第一四半期に50.2%の占有率を記録して以降、2011年に53.3%、2012年に59.8%と着実に上昇を続けてきた。「7番房の贈り物(邦題:7番部屋の奇跡)」(1274万人)と「ベルリン(邦題:ベルリン・ファイル)」(716万人)が同伴ヒットを飛ばした昨年には、68.6%で70%に迫る勢いを見せた。
一方、ハリウッド映画は2010年44.4%を皮切りに41.8%(2011年)、32.4%(2012年)とダウンし、昨年には26.5%まで落ち込んだ。
しかし、ことしの第一四半期の成績だけを見ると、ここ4年間でうまれた韓国映画とハリウッド映画の成績差は大きく減少。韓国映画が昨年年末に公開した1000万映画「弁護人」(1137万人)とことし1月に公開された「怪しい彼女」(864万人)の良い効果を与えながらも停滞しているのだ。
「怪しい彼女」を除き、ことし200万人を突破した韓国映画はない。ファン・ジョンミン主演の「男が愛するとき」(197万人)、イ・ジョンソク主演の「血沸く青春」(167万人)が150万人を突破しただけだ。
昨年の同時期「7番房の贈り物」、「ベルリン」、「新世界(邦題:新しき世界)」(451万人)、「拍手ごろつき」(389万人)など4作品が200万人を超えたのに比べると、みすぼらしい成績といえよう。
その一方で、ことしのハリウッド映画は勢いがある。アニメーションとしては初めて1000万人を超えた「アナと雪の女王(邦題)」は公開された1月16日以降だけみると、ハリウッド映画が52.6%の占有率で韓国映画(44.4%)を引き離している。
映画界における3月から4月は、いわゆる”オフシーズン”。CJやロッテ、ショーボックスなど大企業は夏市場に集中するため、比較的大規模な映画を春には放出しないからだ。そのため、この時期は大作よりも独立映画が主となる。
専門家たちは「韓国のゴールデンウィークを前に来る30日、ヒョンビン主演『逆鱗』が公開されるまではハリウッド映画の強勢がしばらいく続くだろう」と予想している。
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