WINNER の最新ニュースまとめ
「WINNER」は全世界が固唾を飲んで見守ったオーディション番組「WIN:Who Is Next」で見事デビューを勝ち取った、カン・スンユン、ナム・テヒョン、キム・ジヌ、ソン・ミンホ、イ・スンフンからなる平均年齢20歳の5人組グループ。「BIGBANG」同様、メンバー自ら作詞・作曲もこなすマルチな才能を発揮し、韓国で8月12日にリリースされたデビューアルバム「2014 S/S」は、デビューの時期を遅らせてまで、作品性や完成度にこだわった、まさに彼らの名刺代わりとなる一枚とあって、発売直後から韓国の主要配信チャートを席巻。リード曲「EMPTY」は9つの主要配信チャートで1位を総なめにした。
今回のジャパンツアーは、その日本盤で、オリコンのアルバムデイリーランキングで、初登場2位と好スタートを切った全曲日本語詞の「2014 S/S-Japan Collection-」の収録曲を中心に構成。NYのネオン街、ショー劇場などをイメージした舞台演出の中で、「WINNER」は初めてのツアーとは思えないほど堂々たるパフォーマンスを披露。会場を埋め尽くしたファン2600人は、「W」の文字をかたどったペンライトを振り、曲によって青や赤、緑などの光で客席を染め、初日とは思えないほど熱い盛り上がりを見せた。
開演前から、ファンの熱気や興奮に包まれる中、いよいよライブが開幕。ファッションショーのような演出で、メンバーが一人ずつ、スモークの炊かれたステージに現れるたびに、悲鳴のような大歓声が巻き起こる。ランウェイを歩くモデルのように、クールな表情で颯爽とウォーキングをする彼らに、ファンの目がくぎ付けに。スタイリッシュなカッコよさに早くもハートをわしづかみにされる。
そして5人がそろい、「WIN:Who Is Next」で彼らを“WINNER”へと導いた「GO UP」が流れると、ファンの掛け声が大きく響き渡り、オープニングから異様な盛り上がりで、会場は一気にヒートアップ。その勢いのまま「LOVE IS A LIE」になだれ込み、ボルテージは上がりっぱなし。
リーダーのスンヒョンが「WINNER 1st JAPAN TOUR 2014へようこそ。待ちに待ったツアーの始まりです。最後まで盛り上がりましょう!」とあいさつし、テヒョンが「テンションMAXでお願いします!」と客席をあおる。そして、「今日はいろいろ準備しましたので、一緒に遊びましょう!」というミンホの言葉通り、さまざまな演出でファンを楽しませた。
ミンホとテヒョンのソロステージをはじめ、ユニットステージも披露。その中で、美麗なビジュアルを誇るジヌは事務所の先輩2NE1のボムになりきった女装をし、ミニスカート姿で美脚をアピールするなど、危険な魅力(!? )まで発揮。そんなジヌをミンホとスンフンが取り合い(!? )、ジヌがミンホを選ぶと、スンフンは「ジヌさんは僕のタイプじゃないよ。ミンホさんが僕のタイプよ」と怪しい展開に。すかさず、ミンホが「ダメよ~、ダメダメ」と日本エレキテル連合のギャグで応酬し、会場の爆笑をかっさらった。
8月に行われた記者会見で、「『BIGBANG』のD-LITE先輩から、コンサートではMCも練習して、ファンの皆さんに面白い話もできたら、もっといいコンサートになるというアドバイスをもらいました」とスンユンが語っていたが、そのアドバイスを早速実践した形となり、ファンを大いに楽しませた。
他にも、「日本の皆さんともっと共感できるように準備しました」と日本のヒット曲のカバーも。ギターを持って登場したスンユンが「ぜひ一緒に歌ってください。いきましょうか」と客席に声を掛け、ギターで「DIFFERENT」のイントロを弾き始めるというボケをかまし、テヒョンから「ダメよ~」とつっこまれる一幕も。気を取り直し、スンユンとテヒョンの美しいハーモニーで猿岩石の「白い雲のように」を、5人全員で楽しくキュートなダンスをしながら、久保田利伸の「LA・LA・LA LOVE SONG」を歌い、ファンも一緒に合唱、会場は一体となった。
圧倒的な歌唱力、洗練されたパフォーマンスでヒット曲「EMPTY」「COLOR RING」など全19曲を歌い上げ、MCもすべて日本語でこなし、ファンを魅了した「WINNER」。
テヒョンは「皆さんを近くで感じながら歌うことができて、本当にうれしいです。皆さんと同じ思い出を作れて、夢のような時間でした」と駆け抜けるように過ぎた濃密な時間を振り返り、ミンホは感極まったような様子で、「本当に感動しています。一生、一緒だよ。付いてきてください!」とファンに力強く語った。
スンユンは「僕たち『WINNER』は音楽で一つになれる力を信じています。そして、その力を確認できた今日この瞬間に感謝しています。もしかしたら、今日皆さんに会うために、今まで大変な思いをしてきたのかもしれません。まだまだ足りないところもありますが、もっと成長できる『WINNER』となります!」とさらなる飛躍を誓い、最後は全員で「これからも応援よろしくお願いします!」と意気込んだ。
「WINNER」の高い音楽性、新人らしからぬ圧巻のライブパフォーマンスを存分に堪能できるステージで、初日公演は大盛況のうちに終了。全国ツアーは10月11日(土)のZEPP TOKYOでフィナーレを迎える。日本での活動の第一歩を踏み出し、さらに“GO UP”していく「WINNER」から最後まで目が離せない!
WINNER - 공허해(EMPTY) M/V
Copyrights(C)wowkorea.jp 0