金は21日、射撃10メートルエアピストル個人と団体で金メダルを獲得した。競技後の記者会見では、「初めてのことなので…」とはにかみながらも、笑顔で「気持ちいいです」と答えた。「優勝するとは思ってもいなかったが、最後までやってみたら良い結果が出た」と語った。
高校生ながら韓国代表に選ばれた金は、大会前からメダル候補に挙げられてはいたものの、五輪金メダリストの秦鍾午(チン・ジョンオ、34、個人3位)を超える金メダル獲得を予想する人は多くなかった。
大先輩で憧れでもある秦の存在は大きかったようだ。これまで多くを教えてもらい、競技前もアドバイスがあったという。金は「先輩から多くを学びながら挑戦し続けたい」と意欲を示した。
また、「この先も長く射撃を続けると思う」としながら、五輪出場という目標も掲げた。
大会が終わったらまず、3年前に他界した父の墓に報告に行くという。支えてくれた母への気遣いも見せた。
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