2010年に韓国デビューを果たした「Ledapple」。グループ名は、憧れの伝説的グループ、「レッド・ツェッペリン」のLedに、新鮮な林檎のような音楽を表すAppleを結合させたもので、20世紀がレッド・ツェッペリンなら、21世紀は「Ledapple」という信念の下で、日韓のみならず、世界中に活躍の場を広げている。
Ledapple の最新ニュースまとめ
会場が暗転し、開演前から流れていたBGMが少しずつ大きくなると、スタイリッシュなワイシャツ姿の5人がステージ上に姿を現した。躍動感溢れるイントロにのせて、ボーカルのハンビョルが「来てくれてありがとうございます~!」と叫び、ボーカルのギュミン、ドラマーのヒョソクとともに力いっぱいにドラムを叩くと、その勢いのまま、オープニングナンバー「Dash」がスタート。「Everybody一緒に!」というハンビョルの掛け声に合わせて、赤く光るペンライトをリズムよく振るファンたち。曲の途中では、リーダーのヨンジュンが渾身のギターソロを披露するなど、ライブは早くも大きな盛り上がりを見せた。続く「Time is up」では、ボーカルのギュミンとハンビョルが客席のファンに向かってとびっきりの笑顔を見せたり、力強い声でシャウトをしてみせたりと、一気に会場のボルテージを高めた。続いてスタートしたのは、「Ledapple」の大人気バラードナンバー「ギミ・君・LOVE」で、さきほどの男らしい姿とはうって変わって、大人っぽいセクシーな歌声で会場のファンを魅了した。
この日最初のMCでは、ハンビョルの掛け声に続いて、メンバー全員で声を揃えて「あなたのバンド、『Ledapple』です!」と恒例のあいさつをし、ハンビョルによるドラムのヒョソク、ベースのグァンヨン、ギターのヨンジュンの紹介に続き、ハンビョルとギュミンもそれぞれ自己紹介をした。
そして「『Ledapple』にも皆さんにも、本当に意味のあるライブになると思います。今日一緒に『Ledapple』と楽しい時間、意味のある時間を作ってみましょう!Okay?Let’s go!」というハンビョルの心がこもったあいさつに続いてスタートしたのは、「How Dare You」。曲の途中で、ギュミンがベースのグァンヨンに歩み寄り、アイコンタクトを取るなど、メンバー同士の仲睦まじい様子が垣間見ることができた。続いて、ギュミンとハンビョルの透き通ったハイトーンからスタートしたのは、サビのリフレインが印象的な疾走感あふれるダンスロック・チューン「Greatest World」で、ハンビョルがラストのサビで「One more time!」と力強く叫ぶと、会場のボルテージは最高潮に達した。メンバーのパフォーマンスに応えようと、会場のファンも力いっぱいジャンプし、フロアを大きく揺らした。「Sadness」では、ハンビョルが力強いロングトーンを、ギュミンがリズミカルなラップをそれぞれ披露するなど、彼らの持つ豊かな才能を見せつけた。5人のあまりのかっこよさに、演奏の合間も会場のファンの名前を呼ぶ声は鳴り止まない。ハンビョルとギュミンがステージをあとにすると、ヒョソクとヨンジュン、グァンヨンによるバンドアンサンブルがスタートし、「Ledapple」の完ぺきなパフォーマンスは、彼らの優れた実力なしには語れないことを証明した。
3人のバンドアンサンブルが終わり、会場の興奮が冷めやらぬ中、「いま、僕の名前を呼んで」のイントロが流れ出し、ハンビョルが舞台袖からゆっくりとステージ中央へ移動し、この切ないラブソングを美しく、力強く、そして伸びやかに歌い上げた。彼の声に酔いしれた会場のファンの中には、感動のあまり涙を流す人の姿もあった。
ハンビョルとヨンジュン、グァンヨンがステージをあとにすると、ストリート系ファッションに衣装チェンジし、サングラスをかけたギュミンが登場!ギュミンは「ちょっと雰囲気を変えていきましょう!みんなHIP-HOPは好きですか?僕も好きですが、(これから歌う曲は)僕が最近一番好きな曲です。クリス・ブラウンのロイヤルという曲です。ちょっと悪い単語もあるけど(笑)、音楽を楽しんでください。ヒョソクと一緒にアドリブで演奏します。」と言い、ヒョソクに「Are you ready?」と聞くと、ヒョソクは待ってましたとばかりに「I am ready!」と勢いよく答え、演奏がスタート。ライブでしか見ることのできないギュミンとヒョソクの姿にファンは大喜びの様子だった。
続くMCコーナーでは、司会にYumiを迎えて、メンバーによるユーモアたっぷりのトークが繰り広げられた。
<B>―今日のライブは、昼と夜の2公演でしたが、昼公演終わってから、夜公演までの間、何をしていましたか?</b>
グァンヨン:インタビューとか、簡単なことです。あとは、皆さんの想像にお任せします(笑)
Yumi:インタビュー楽しかったですね。いろいろな方のインタビューをしてきましたが、インタビュー中に踊り出した人は初めてです(笑)。ソロで歌も歌ってくださったので、放送を楽しみにしていてください。
<B>―皆さん、日本語がお上手ですが、皆さんの好きな日本語は何ですか?</b>
ヨンジュン:“1人で歩けない”です。(Yumiから理由を聞かれて)歌詞です。僕も人ですから、その意味が好き。
ハンビョル:僕が好きな日本語は、“死ぬまで愛しています”。そして“イライラする”(笑)。イライラするは、新しく勉強した言葉です。
(「大きな声で皆さんに言っていただいていいですか?」というYumiのリクエストを受けて、ハンビョルがはにかみながらも、手でハートマークを作りながら、客席のファンへ「死ぬまで愛しています」と言うと、客席から黄色い歓声が上がった。)
グァンヨン:“こんなハンビョルさんも憧れます”です(笑)
Yumi:日本語がとてもお上手なんですが、どうやって勉強したんですか?
グァンヨン:メンバーの影響です。みんな家でちゃんと勉強しているので。子供の頃は、漫画も読みました。
ヒョソク:“そんなメンバーですけれども、全員僕が一番好き”
(ヒョソクの真意を汲みとることができず、「ん?メンバーが好き?自分が好き?」と口々に聞くメンバーの微笑ましい姿に会場から笑いが起こる。)
ギュミン:僕は“永遠に”という単語が一番好きです。
(Yumiが「ドラマチックですごくいい~!彼が言うと、とても素敵ですね。」と言うと、会場から「素敵~!」と大きな歓声が上がった。)
<B>―ヨーロッパツアーどうでしたか?</b>
グァンヨン:楽しかったですね。
(Yumiから、どんなことが楽しかったですか?と聞かれて)
ギュミン:僕は、グァンヨンさんが空港でベースを忘れちゃったことが面白かったです(笑)
グァンヨン:僕は面白くないよ!(笑)でもヨンジュンさんも同じです。一緒に忘れました(笑)
ギュミン:ヨンジュンさんは、エフェクターをヨーロッパでもう一つ買いました。僕が、ヨーロッパのスタッフと一緒に英語で買いました。
(会場から「頼れる~!」と大きな歓声が上がる。)
トークコーナーとライブ恒例の写真撮影タイムが終わり、「次は『Are you eating well』です。日本語にすると、ご飯はちゃんと食べている?という意味の悲しい歌詞です。聞いてください。」というギュミンの曲紹介に続いて、自分の元を去っていった恋人への愛を歌ったバラードナンバー「Are you eating well」を切なく歌い上げた。「次の曲もバラード曲です。これはまだ日本では発表していませんが、韓国ではドラマのOSTとして発表しました。聞いてください。」というギュミンのコメントに続いてスタートしたのは、「Call my name」で、日本未発表曲をライブで直接聞くことができたファンたちは、うれしそうな様子を見せた。会場が大きく盛り上がったところで、5人は「Fly high」、「Let the wind blow」といったキラーチューンを連続投入!会場は熱狂の渦に包まれた。
曲の合間で、ハンビョルが「皆さん、いかがでしたか?楽しんでますか?」と聞くと、会場からはわれんばかりの大歓声が上がった。そして「これからロックンロールタイムです!雰囲気を変えていきましょう!Say who are you!」というギュミンの元気いっぱいの掛け声で、今春のハッピーチューン「WHO ARE YOU~愛のフラワー~」のイントロが流れ出すと、会場のファンもノリノリでペンライトを揺らした。続く「Young Hee-ya」と「Yeah」でも5人のロック魂が炸裂した。
5人の完ぺきなライブパフォーマンスによってもたらされた幸せな時間は、いよいよ終わりを迎える。
ギュミンが「そろそろもうすぐライブの最後の部分になりました!今日は、本当に来てくれてありがとうございます。ヨーロッパに行ってきて、(皆さんに会うのは)めっちゃ久しぶりですよね。皆さん、会いたかったです。」と言うと、客席から大きな黄色い歓声があがった。ハンビョルが「今日は、本当に意味のある時間を作ってみました。本当に今日も感動しました。皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。」とファンへの感謝を述べたのに続いて、ギュミンが「次の曲は『希望の唄』です。めっちゃ楽しい曲で、僕たちと皆さんの好きな曲だから、一緒にひとつになって楽しみましょう!」と呼びかけ、メンバーとファンは一緒に同曲を大合唱し、会場は、この日一番の一体感に包まれた。そして、ハンビョルの「This is last song today!今日は楽しかったですか?楽しい時間でしたね。Give me your scream!(みんな叫べ~!) Let’s go!」という掛け声に続いて、この日のラストナンバー「Run to you」がスタート。曲の終盤で、ハンビョルがありったけの声を振り絞って高音のロングトーンを披露するなど、大きな盛り上がりを見せた。演奏を終え、ハンビョルが「ありがとうございました!」とあいさつすると、5人は客席に向かって深々とお辞儀をし、ステージをあとにした。
5人の姿が見えなくなると、客席からは大きな「アンコール!アンコール!」の声が上がった。そして、再びメンバーがステージ上に姿を現すと、メンバーの名前を呼ぶ声が上がった!ギュミンがセクシーな声で「Can you kiss me?」と言うと、客席からは「きゃあ~!」とこの日一番の黄色い歓声が上がり、アンコールナンバー「Kiss me darling」がスタート。ハンビョルとギュミンがかっこよくジャンプして見せたり、客席に向かって投げキスをしてみたりと、ファンサービスたっぷりのおもてなしに、観客は大喜び!曲の終盤では、グァンヨンがヨンジュンに歩み寄り、息ぴったりの演奏を披露し、ハンビョルとギュミンがファンとともにジャンプでフロアを揺らすなど、凱旋BIGライブは大成功を収めた。
「Ledapple」は、来る11月26日(水)に東京・渋谷マウントレーニアにて、韓国デビュー4周年を記念するファンミーティングで再び日本ファンのもとへ舞い戻って来る予定だ。
Who are you ~愛のフラワー~
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