パク・シフ の最新ニュースまとめ
オープニング曲『もう二度と離さない』が流れる中、花道階段からゆっくりと青いペンライトの海へと進むパク・シフ。甘く切ない歌声で一気に会場のファンを魅了した。オープニングトークでは、「準備時間が短くて心配したけど、あたたかく迎えてくれて、終わった後もたくさんの声援をいただき、元気をもらいました」と横浜公演を振り返り、「みんなが楽しめるステージにしたい」と、今回の公演への意気込みを伝えて拍手喝采を浴びた。
ファンミーティング前日に名古屋入りしたパク・シフ。実は名古屋市内を2時間も歩いていたそうだ。その事実が知らされるや、ファンは「どこにいたの~?」と興味津々。彼は「少しでもカッコいい姿をみてもらいたくて…」と、ニンマリ微笑んでいた。
話題はことしの夏に撮影したコンタクトレンズのCMに…。「コンタクトをしたから目が大きく見えました」と、目を見開きながら彼が笑うと、会場から「カワイイ」という声援が沸き起こる。そんなファンの声援に「アリガトウゴザイマス」と、両手で大きなハートを描きながら応えていた。
会場で映画出演が決定したことを発表したパク・シフ。韓国での新たな作品を待ちに待っていたファンから大きな声援が送られる。今回彼が主演するのは、『サランフ 愛(原題)』というラブストーリー。「とにかく胸が熱く、切なくなる映画です」と微笑み、ファンの期待度をUPさせていた。
続いては、彼の10年の俳優生活を振り返る時間。「忘れたい恥ずかしいエピソードは?」という司会者の難解な質問に考え込んでしまう彼だったが、悩んだ末にドラマ『結婚しよう!~Let's Marry~』の撮影中、相手役を紹介するときに「僕の彼氏です」と言ってしまった爆笑ネタを披露してくれた。
次に「もう一度演じてみたい、あるいは続編を作ってみたい作品」として彼が挙げたのは、『検事プリンセス』。撮影は大変だったようだが、それだけ思い入れがあり、スタッフ、出演者ともより団結できた作品だったようだ。
そんなドラマトークの後は、ファンが選ぶ好きなドラマランキング、そして人気ドラマの名場面を振り返るコーナーがスタート。ランキング第3位は『家門の栄光』。彼が演じたイ・ガンソクは、クールなエリートビジネスマンというキャラクターだが、後半は新妻にメロメロになり、2人でイチャイチャする場面が続出。“エロガンソク”っぷりがスクリーンにダイジェストで流れ、会場は大爆笑、彼自身も恥ずかしいやら面白いやらで、思わず客席に背を向けて笑いを堪えていた。
続いて第2位は『検事プリンセス』のソ・イヌ弁護士。ミステリアスで男らしくて、イタズラ好きで、そして何より優しい“ソ弁”にハマったファンは数知れず。ここでは、誰もが思わずキュンとなるキスシーンのエピソードが紹介され、会場の胸キュン度が一気に上昇した。
そんな中で第1位の『逆転の女王』を、会場のファンと一緒に再現するコーナーがスタートした。最初のテーマは、横浜ではカメラの前で再現しようとして恥ずかしさのあまり失敗した“壁ドン”。今度は壁もあり、相手もいるということで、余裕の表情の彼。男らしくヒロインを壁に追い込み、「今日は帰さないよ」とニヒルな笑みを浮かべる。さらに愛情たっぷりのハグや得意のお姫さま抱っこも披露し、ドラマ名場面再現コーナーは前回にも増して盛り上がりを見せていた。
『清潭洞<チョンダムドン>アリス』のテーマソング『ソナギ』(にわか雨)のステージのあとは、パク・シフ本人ではなくマネージャーさんが舞台に登場。パク・シフのカバンの中身を会場のファンにこっそり見せてくれた。化粧品やサングラス、のど飴などが入っていたが、財布などは見当たらない。お金の類はマネージャーさんがしっかりと管理をしているとのこと。
そんな小休止を経て、いよいよ本日のメインイベント、「SIHOO`S Cafe」のコーナーがスタートした。横浜の公演では、コーヒーを淹れるだけでハプニングを連発し、会場を爆笑の渦に包み込んだパク・シフ。今回は失敗しないための安全策として、昔よく作っていた、卵チャーハンを準備したようだ。フライパンにごま油をひき、片手で卵をポンポンっと割り、手際よくスクランブルしていく。塩、ごはんを入れ、順調に料理は進んでいった。しかしここで、もはやお約束となったハプニング発生(注:演出ではありません)。ペッパー・ミル(胡椒挽き)の調子が悪く、かなりの粗引き(もはや粒状態)の胡椒がフライパンにどばっと入ってしまった。かなり粒の大きい胡椒が次々と卵ご飯に混ざっていくが、彼は気にせずそのまま料理を続行。味見をして「まだ薄い」と、さらに塩を加える始末。最後に火を止めてからもう一度塩を入れるという荒技まで披露して、ようやく料理が完成、試食の時間となった。意外と美味しい料理とシェフのドキドキサービスでCaféを訪れたお客さまはみんな大満足の様子だった。
料理コーナーの後は、数か月前から猛特訓していたダンスパフォーマンス。ダンサーと一緒にセクシーなダンスをたっぷりと披露して、会場のボルテージは最高潮に達した。横浜での公演では、「練習不足で何度も失敗してしまった」と悔やんでいた彼だったが、今回は名誉挽回、「やっぱりちょっと失敗してしまった」とはにかみながらも、満足そうな笑みを浮かべていた。
イベントの最後は、彼が歌でファンに感謝の気持ちと愛を伝える時間。彼の気持ちを綴った詩がスクリーンに流れ、ファンの心にダイレクトに伝わっていく。そして青いペンライトがゆっくりと波うつ中、その詩を歌に乗せた曲『クデル(君を)』を熱唱するパク・シフ。ファンとの再会、そして一緒に過ごした楽しい時間の終わりが名残惜しかったのか、涙ぐむ場面も…。そんな彼の気持ちを共有するかのように会場中があたたかい感動に包まれた。
そしてアンコール。ラストナンバーは、『Shampoo』と『Season In The Sun』。どちらもファンが一緒に楽しめるアップテンポな曲。しっとりとした先ほどまでの雰囲気とは打って変わって、会場のファンが総立ちで声援を送り、この日最高の盛り上がりを見せた。「最後の最後まで、あと少しだけでもファンの皆さんと一緒にいたい!」そんな気持が彼を舞台に留めさせる。客席に歩み寄り、ファンと握手をしながら、いつまでも再会の余韻を楽しんでいた。
公演終了後、横浜公演にはなかったもうひとつのビッグイベントが用意されていた。それは彼自身がロビーに立ち、ファンを「お見送り」するというもの。彼は大きく手を振り、時には両手で大きくハートを描きながら、しばしの別れを惜しみ、ひとりひとりの姿をしっかりと目に焼き付けていた。
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