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金第1書記の視察 抗日運動2世が同行するケース急増
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は15日に配布した資料で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が昨年、足の治療を終え復帰した後、崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党書記や呉日晶(オ・イルジョン)党部長ら、抗日パルチザン運動家の子を公開活動に同行させる割合が急増したと明らかにした。 崔氏の同行の割合は、金第1書記が足のけがで公の場から姿を消す直前のモランボン楽団公演観覧(9月3日)以前は28%だったが、科学者住宅地区視察(10月14日)で公開活動を再開して以降は50%に増加した。 崔氏は故金日成(キム・イルソン)主席の腹心で抗日運動の同志だった故崔賢(チェ・ヒョン)元人民武力部長(韓国の国防部長官に相当)の息子。 また、呉氏の同行の割合も0.76%から25%へと急激に増えた。呉氏の父親は、故金主席と共に抗日運動を展開した故呉振宇(オ・ジンウ)元人民武力部長。 統一部関係者は「金第1書記が唯一領導(指導)体制を確立する上で、パルチザン派2世の忠誠心を重要視しているようだ」と分析した。 昨年の金第1書記の公開活動は、足のけがで40日余り姿を見せなかったことなどから前年より17.7%減の172回と集計された。 公開活動の分野は、経済(62回)、軍(56回)、社会・文化(29回)、政治(14回)などとなり、前年と似た傾向だった。 sjp@yna.co.kr