【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が18日発表した統計によると、昨年の個人・文化・余暇サービス収支は4750万ドル(56億6400万円)で12年ぶりの黒字を記録した。 統計を取り始めた1980年以降、2001年(1980万ドル)と02年(4240万ドル)に次ぐ3回目の黒字で、規模は大きくないものの過去最高となった。 黒字の理由はK-POPやドラマなど韓流に関連する文化商品の輸出が増えたためとみられる。 個人・文化・余暇サービス収支は、映画・ラジオ・テレビ番組制作、保健、教育に関連するコンテンツを海外に販売したり購入した金額を指す。 昨年の個人・文化・余暇サービス収入は9億5480万ドル。これは過去最高だった13年より2億2390万ドル(30.6%)増加した額だ。 昨年改編された国際収支統計基準に照らし合わせ新たに集計された年度別の個人・文化・余暇サービス収入を見ると、韓国の文化産業の海外収入は96年までゼロだった。 だが、97年に440万ドルを記録したのを皮切りに順調に伸び続け、06年からは毎年過去最高を更新している。 韓銀は「知的財産権や商品輸出に及ぼす間接効果まで含めるとその影響はずっと大きい」と説明した。 韓流による国際収支はまだ正確な額が算出されていない。同じ映画でもDVDとして輸出されると商品収支に、オンラインで輸出されるとサービス収支、知的財産権の契約では使用料収支に分類されるためだ。
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