「JYJ」ジュンス(写真提供:OSEN)
「JYJ」ジュンス(写真提供:OSEN)
韓国の人気グループ「JYJ」のキム・ジュンス(XIA)が3月3日(水)にソロ3集「FLOWER」を約2年ぶりに発表。タイトル曲「FLOWER」を始め、収録曲が各種音源チャートにランクインし、韓国で大きな話題となった。そのアルバムをひっさげてのアリーナツアーを大阪からスタート。3月5日(木)大阪・大阪城ホールにてツアー3日目を大盛況に終えた。ツアー初日から満席の大阪城ホール。大阪最終日のこの日も約1万人が詰めかけ、会場を花の形に照らすペンライトで赤一色に染めた。

ジュンス の最新ニュースまとめ

 暗転し映像が流れ始めるとジュンスを叫ぶ声があちこちから聞こえ、大きなジャンプと共にジュンス(JYJ)が登場し、割れんばかりの歓声が鳴り響いた。青い髪に青いコートをまとい、カリスマ的な歌声とダンスで1曲目からパワフルなステージを見せつけた。この日のファンの反応は「なんかツアーの最終日のような雰囲気ですね」と終始ジュンスが驚くほどの盛り上がりぶりを見せた。

 歓声が鳴りやまない会場をグルっと見渡し「ちょうど1年ぶりのツアーですね。新しいアルバムも発売されたし、それに合わせた色んなパフォーマンスを用意しているので期待していてください」とあいさつするとさらに大きな歓声が沸き上がった。ライブではアルバム「FLOWER」を中心にたくさんの曲が披露され、発売されたばかりの新曲に合わせて口ずさむファンの姿が見られた。

 アルバム「FLOWER」について「今回も色んなジャンルの曲が入っていて、結構良く仕上がっていますよね!自画自賛です(笑)」と自信たっぷりに語り、“自画自賛”という単語にファンは感嘆の声を上げた。MCの時間がつらいと言うジュンスだがスラスラと日本語で話し、大阪のファンの笑いを誘った。

 MCコーナーで大いに盛り上げた後にバラードを連続で歌い上げるジュンス。ジュンスの圧倒的な歌唱力に静まり返る会場。ファンはペンライトを揺らすのを忘れるくらいに聴き入り、ジュンスは天井からのスポットライトを一身に浴びながら歌声を響かせた。

 ライブ途中にはインタビュー映像が流れ、プライベートな質問や過去から最新アルバムについてのエピソードなどが語られた。衣装も黒やパープル、白など様々な衣装に着替えファンを楽しませた。

 ジュンスはライブ毎にファンからのリクエストに応え、歌をアカペラで披露したりするが、この日もジュンスの「ここからは!」の掛け声で「ジュンスタイム」が始まり、ファンからの歌のリクエストやダンスのリクエストに応えた。大盛り上がりを見せる大阪城ホールには「もう1回コール」が止まず、「今日、大阪最後だからね」と、合計4つのリクエストに応え最後はファンも一緒になって大合唱となった。大阪では撃つフリをするとリアクションしてくれるとスタッフから聞いたというジュンスがファンを銃で撃つフリをするとファンも大きく倒れるリアクションで応えるなど。歌でもトークでも一体感を見せつけた。

 最後には「今日、みなさんからすごく大きな力をもらって最初より今がパワフルになりました。みなさんにもらったこの力をそのまま、ソウル、上海、タイ…タイタイ(笑)、東京、福岡、名古屋まで行って、今回の大阪のみなさんの声援を忘れずに(ステージに)立ちます!タイタイは福岡でやります(笑)。大阪のみなさんはコレ(たこ焼きポーズ)で満足して下さい。名古屋ではステージの上でひつまぶしを食べてみたいです(笑)。今日は2015年のツアー最終日みたいで心から感謝しています。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べると会場から大きな拍手が送られた。

 アルバム「FLOWER」を中心にアンコールを含む15曲を熱唱し、大阪公演は幕を閉じた。このツアーではチケットが即完売し、ファンから追加公演を希望する声が殺到するほどの圧倒的な人気ぶりを見せた。





[M/V] XIA 준수 - 꽃 (FLOWER )
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