グループ「CROSS GENE」
グループ「CROSS GENE」
4月13日、韓国にて2ndミニアルバム「ナハゴノルジャ(僕と遊ぼう)」を発売した「CROSS GENE」が、今年初の日本単独ライブ「CROSS GENE JAPAN LIVE -俺と遊ぼう-」を6月19日(金)、6月20日(土)に開催した。

 「CROSS GENE」は、韓国、中国、日本3つの国の6つの遺伝子が集結したアジアグローバルユニットで2012年6月に韓国デビュー。2013年3月シングル「Shooting Star」で日本デビューを果たし、ことし1月にリリースした2ndシングル「Future」ではオリコンウィークリーチャートで5位にランクイン。

CROSS GENE の最新ニュースまとめ

 ことし4月の韓国活動では、歌番組1位候補にあがり、メンバーそれぞれドラマ、バラエティ、舞台など幅広く活躍し、日本人メンバーのタクヤは韓国のバラエティ番組で人気を博し、いまや韓国でも話題の人に。韓国人メンバーのシンは、FM yokohamaで番組DJを務めるほか、日本のテレビ番組にも出演中。さらに中国人メンバーのキャスパーは台湾で映画出演決定などアジア各国で活躍中!

 メンバー紹介の映像が終わると、カラフルな衣装に身を包んだ6人が登場!「ナハゴノルジャ」は、「もしもし?なんで電話出ないの?俺と遊ぼうよ!」とメンバーの語りかけから始まった。「NO NO NO」、「Billon Dolla」と二曲続いたあと、 息を整え「ワン・ツー、こんにちは!We are『CROSS GENE』 from Asia!」と恒例のあいさつを済ませると、1人ずつの自己紹介。

 「悪い女が好きなんだ」とサンミンの言葉にファンから悲鳴があがると「Amazing-Bad Lady-」がスタート!そのセクシーな歌声とダンスに、ファンからは、会場に黄色い歓声が飛んだ。

 第一声がヨンソクの甘い歌声で会場を酔わせるとセヨンの力強い歌声で酔わせ、花道を走ってサブステージへ。「ハーイ!」というかけ声もメンバーとファンの息はぴったり。メンバーそれぞれアクロバットを披露し会場を沸かせた。

 タクヤが「一年ぶりのライブ、楽しみにしてたでしょ?今回のライブのテーマが僕たちと遊んで下さい!何が必要?」と客席に問いかけると「元気!」と、ファンから返ってくるとすかさず「ナイス!」と返し、会場にはアットホームな空気が流れた。

 キャスパーが先導してファンとの掛け合いの練習で、十分に喉も温まったところで、セヨンの歌声が響き渡る。メインステージに戻り、ピンクの花畑を思わせる映像がバックに流れる中で「Page Of Love」。愛の告白を思わせる歌詞、メンバーたちの投げキッスや、「皆さん愛してる~!」とサンミンの告白など、二曲続けての甘い時間を過ごしたファンの目は、すっかりハートに。

 ライブ中盤ではメンバーそれぞれが会いたい有名人に会って新聞に出たという演出の映像が流れると会場から、笑いが沸き起こり、和んだところでソロステージがスタート。ステージが暗転し、静寂の中、ピアノの弾き語りでタクヤが優しく、しっとりと聴かせると、続くキャスパーは甘く力強く歌い上げ、ファンからの歓声を浴びた。シンは、 ステージを大きく使い、ミュージカルのような動きでパフォーマンス披露。

 セヨンはアコースティックギターの調べにのせて伸びやかに歌い、最後はセヨンの声だけが会場に響き渡る演出で、ファンをすっかりとろけさせていた。

 次は雰囲気をガラリと変え、 ヨンソクとサンミンがステージに登場。 サンミンが作ったというビートのきいた音楽に、二人のコミカルな動きのステージが繰り広げられた。

 ソロステージが終わると、大きなスクリーンに「007 CROSS GENE」とのタイトルが映し出され、映像が始まった。客席がスクリーンに映し出され、「ほんとにかわいいね」、「僕のプリンセスはどこかな?」とメンバーの甘いささやきと共に、カメラを向けられ、恥ずかしがるファンたち。「みーつけた!」の声で「Watch out」が始まった。トップステージから、スーツ姿で颯爽と登場するメンバーたち。

 次の「オリョドナムジャヤ」の前奏が流れるとテンションがますます上がる会場!読み聞かるようなセリフから始まった「Holiday」。「CRAZY」では、掛け合いも、バッチリで、高揚したまま「Dirty pop」へ。 レーザー光線が飛ぶ中、思わず飛び跳ねてしまうファンの姿も見え、この日一番の盛り上がりを見せた。

 そんな中「僕たちの時間旅行も、間もなく点」とライブの終盤を伝える言葉に、「え~!」と落胆の声をあげるファンたち。

 タクヤ「ライブが約一年ぶりですが、その間、韓国のバラエティ番組やドラマで、たくさんの愛をもらい、人に受け入れてもらったのは、うれしいんです。その反面、たくさんのプレッシャーがあったりね。僕が思っているだけでは、気持ちは伝わらない。皆さんとライブしながら、僕の想いを届けようと、頑張っていきます。皆さんにも、想いを伝えたい人がいたら、声に出して伝えてあげたほうが良いですよ」

 サンミン「本当にありがとうございました。ラップとダンスをする時、皆さんに笑顔をもらって、良いパフォーマンスができました。皆さんの笑顔が大好きです。そして、いつか僕がCROSS GENEの曲を作って、聴かせられるように、もっとがんばります!」

 セヨン「今日も皆さんに力をもらいました。僕があげたいのに、もらってばかりでした。夢で、いろいろ考えました。上にいけるかわからなくて、いろいろ考えたけど、皆さんがいるから、夢を見られるし、夢に近づくこともできます。皆さんに音楽で応えます」

 ヨンソク「体調悪くて、韓国の活動も最初は、できなくて。歌うことできるか?悩んでいました。いつも、これが最後かもしれないと考えます。今も…。でも、ファンの皆さんと一緒にいると、そんな考えがなくなります。皆さんが一人ずつ大切、必要です。最後の曲も心を込めて歌います。いつもありがとう!」

 キャスパー「本当にありがとうございます。最近『17歳』という映画を台湾で撮ってきました。歌と演技の共通点は、表現することです。僕にとって難しいことは、(日本語ができなくて)皆さんとコミュニケーションがとれない時は、胸が痛いです。なので、僕が歌うときは、聴いてください。ダンスをする時は、見てください。演技する時は、感じてください。最後に一番大事なことは、僕の気持ちを感じてください。」

 シン「いろいろありましたね。こうやってメンバーの本音を聞いたら、責任を持って、もっとがんばらなきゃなという気持ちになります。皆さんから『CROSS GENEの音楽で元気になれる』、『CROSS GENEを見て笑顔になれる』というコメントや手紙をもらいます。ですが『CROSS GENE』は、そういう皆さんに、命をもらっています。たくさんの悩みをもあって、つらいこともあって、苦しいこともあって…皆さんの笑顔で、明日も明後日も生きることができます。本当に皆さんの心に応えたいし、頑張ります。ずっと、もっと応援よろしくお願いします。そして、ちょっと、良いことです。シン君が、皆さんのおかげで、日本のドラマ出演が決定しました!」といううれしい報告に「きゃー!」と驚きと喜びの声と、大きな拍手が会場に沸き起こった。

 メンバーからの心のこもったあいさつの後、日本デビュー曲「Shooting Star」を楽しく、激しく歌い終え、ステージをあとにするメンバーたち。

 アンコールの大きな声が響く中、ステージのトップステージに座る6つの影。「La-Di Da-Di」が始まると、ライブの終盤をメンバーと一緒に遊び尽くそうとするファンたち。セヨンの倒立の後「On the floor」へと続き、激しいリズムに興奮したファンたちに会場は、大きく揺れた。

 興奮冷めやらぬ中、ステージから退場するメンバーたちに代わって、「CROSS GENE」を影から支える「オーシャン」の声が流れ、うれしいお知らせが。まずは、南米初進出!ブラジルで開催される「Anime Friends 2015」に参加決定。昨年に続き「a-nation island  8月6日(木) AsiaProgress~Future~ 」の出演。新曲「Love & Peace」(8/19リリース)がテレビ東京系TVアニメ「デュエルマスターズVSR」の7月クール エンディングテーマに決定したという。

 「まだ遊び足りないんじゃないか?ミュージックスタート!」のオーシャンの掛け声に、最後にもう一度 「ナハゴノルジャ」!ステージのセットを突き破って出てきたメンバーたち!びっくりしているファンに、ステージを所狭しと走り回り、たくさんのファンサービスで盛り上げる6人。大きなクラッカーまで手に持ち、それを客席に向け、発射するメンバーは、ファンとの楽しいひとときを存分に味わっていた。

 最後は、大きくお辞儀したまま退場しようとして、笑いを誘い、2時間強のライブは、最高潮のまま、幕を閉じた。

 しかし、お楽しみは、まだまだ続き、 5月27日発売の「ナハゴノルジャ(日本仕様盤)」 購入者握手会でファンとメンバーたちは、触れ合いながら、別れを惜しんでいた。

 韓国でも人気急上昇中の「CROSS GENE」、ことしの夏も彼らから目が離せない!



CROSS GENE 「ナハゴノルジャ(僕と遊ぼう)」 M/V Full Version
CROSS GENE 「ナハゴノルジャ(僕と遊ぼう)」 M/V Full Version




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