今回のコンサート名「Fall In Love With KYU」の話になると「日本デビューシングルの『愛を描く』で一度“愛を描いた”ので、今度は“恋に落ちてみてはどうか?”と思い、決めました」と語った。「トークだけでなく、音楽も」と特別にピアノヴァージョンにアレンジされた「SS501」デビュー曲「警告」、続けて「Love Ya」を披露。かわいいだけではない、自身の魅力を見せつけた。激しいダンスパフォーマンスでも知られていた「SS501」。「(「警告」をグループで歌っていた際)僕のパートは歌い始めてから2分30秒後。なので、今回歌ってみて僕のパートはすごくよかったんだなと思いました(笑)」と語るキュジョン。「当時は、そんなこと考える暇もなかった」と当時息切れをしながらパフォーマンスをしていた様子を再現。「僕がこうやって苦労して(歌って)いるとき、メンバーはこうしています」と後ろ向きに立った際には客席から大きな笑いが起こった。ちなみに前から見るとかなりしんどそうに息切れしていたそう。
続いて、ミュージカルで歌った曲をアカペラで披露。ファンにとっても貴重な時となった。次に「(ピアノヴァージョンで歌うことになり)歌詞を改めて見直して曲を聴いて泣いてしまった」という「BE A STAR」を歌唱。「SS501」の他の4人のメンバーのお面をつけたダンサーとパフォーマンスを始めるとファンの歓声がひときわ大きく湧き上がった。ここでファンの笑顔を見て「写真を撮ろう!」とセルカ棒を持ち出し自ら撮影。満足のいく写真が撮れたのか満足げなキュジョン。ダンサーが舞台を下りると「(「SS501」の)みんなに会いたい」とつぶやくキュジョン。「今まで皆さんにいただいた愛にお返しをするために真心をこめて歌った歌です。聴いてください」と自身が作詞作曲した「君へ…~僕らのストーリー~」を続けた。途中で気持ちが高ぶり目を潤ませるキュジョンにファンも優しく声をかけた。ここでMC、通訳が舞台を下り、韓国語ヴァージョンでのリリースも決まった「愛を描く」を初披露。
ダンスパートの一曲目は先ほどピアノヴァージョンも披露した「YESTERDAY」。また違った魅力の「YESTERDAY」を見せた。続けて「Wuss Up」。バラード曲の時とはまったく違うワイルドな一面も見せる。久しぶりに披露するという「Deja Vu」、「UR Man」、「Love Like This」とファンにはたまらない曲が続く。
「日本で豪雨があったと聞きました。僕だけでなく、周りの友人も心配しています。早く日常を取り戻せるようにみんな力を合わせて乗り越えていってほしいと思います」と大雨での被害を心配する場面も。