月例の金融通貨委員会=15日、ソウル(聯合ニュース)
月例の金融通貨委員会=15日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は15日、月例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年1.50%で据え置くことを決めた。同行は6月に政策金利を過去最低の1.75%から1.50%に引き下げており、据え置きは4カ月連続。市場や金融界の多くも、利下げではなく据え置きを予想していた。 今回の据え置き決定は、内需の回復が続いているだけに、これまでの利下げによる景気改善の効果を見守るとの判断が作用したとみられる。また、急増する家計(個人)負債への懸念や米国の利上げ可能性も影響した。 銀行など金融機関が個人に貸した資金は住宅担保融資を中心に8月の1カ月間で9兆8000億ウォン(1兆260億円)増え773兆1000億ウォン(80兆835億円)に達した。 時期を予想することは難しいが、米連邦準備制度理事会(FRB)がゼロ金利政策の解除を予定していることも韓銀の利下げにブレーキをかけている。 csi@yna.co.kr
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