【ソウル聯合ニュース】韓国と日本は11日にソウル市内で旧日本軍の慰安婦問題などを話し合う外交当局の局長級協議を開催する。韓国の外交部が10日発表した。 協議は10回目。朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍晋三首相は今月2日の首脳会談で慰安婦問題の早期妥結を目指し、協議を加速させることで合意している。約3年半ぶりに両国の首脳会談が開かれてから初の局長級協議になるため、慰安婦問題解決の糸口を見つけられるか注目される。 韓国からは外交部の李相徳(イ・サンドク)東北アジア局長、日本からは外務省の石兼公博アジア大洋州局長が出席する。10月に就任した石兼氏が協議に出席するのは初めて。 ただ、両国は首脳会談後も慰安婦問題をめぐる根本的な認識の差を見せており、激しい神経戦を展開するとみられる。安倍首相をはじめとする日本政府は慰安婦問題が1965年の請求権協定により解決済みとの従来の立場を崩さず法的責任を認めない考えで、韓国政府に対し、人道問題としての解決案の提示を求めている。韓国政府は日本側が加害者として、被害者らが受け入れられ、韓国国民が納得できる解決案を示すよう要求している。 kimchiboxs@yna.co.kr
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