【ソウル聯合ニュース】韓国政府系の東北アジア歴史財団は13日、韓国、日本、中国の学者が旧日本軍の慰安婦問題の望ましい解決策を模索する国際学術会議「日本軍慰安婦問題解決のための歴史的課題と展望」を17日にソウル市内の同財団で開催すると発表した。 会議では▼日本軍慰安婦問題の国際人権法的な再照明▼日本軍慰安婦問題の記憶と史料の検討▼日本軍慰安婦問題の解決に向けた課題――の3テーマに分けて発表と討論が行われる。 基調講演は、1992年に国連人権委員会で慰安婦問題を初めて提起した戸塚悦朗弁護士が行う。 会議に先立ち公開された講演文によると、戸塚氏は、慰安婦問題をめぐる韓日の和解のためには結果も重要だが、被害者側が受け入れることができる誠実な過程を通じ解決を促すよう努力することが基本だと主張している。 東北アジア歴史財団は、同会議を通じ光復(日本による植民地支配からの解放)70年と終戦70年の現代的意味、未来志向的な展望を共有し模索できればと期待を寄せている。 hjc@yna.co.kr
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