韓国・ソウル大学病院で隔離治療を受けていた最後のMERS(中東呼吸器症候群)患者が25日午前3時ごろ、死亡が確認された。
韓国・ソウル大学病院で隔離治療を受けていた最後のMERS(中東呼吸器症候群)患者が25日午前3時ごろ、死亡が確認された。
韓国・ソウル大学病院で隔離治療を受けていた最後のMERS(中東呼吸器症候群)患者が25日午前3時ごろ、死亡が確認された。

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 保健福祉部・疾病管理本部によると、80番目の患者(男性、35)はこの日午前、ソウル大学病院で治療の末、死亡した。

 政府関係者は「葬儀の手続きと手順に沿って、政府が支援すべき点があれば(支援)する予定」とし、「治療費は、原則的に国が負担してきたと確認している」と明かした。

 死亡した80番目の患者は、去る6月7日にMERS感染が確認されて以降116日間、ソウル大学病院などで隔離治療を受けていた。全世界において、最も長期にわたり医療機関に入院し、MERS治療を受けていた事例だった。しかし退院後、約10日後に発熱など体調が悪化し、先月11日に再入院した。

 MERS感染者が完治後、再び陽性反応が出るのは、全世界において初めてだったと保健当局は説明している。

 なお、この患者の死亡により、韓国国内のMERS感染者は0(ゼロ)となった。

 政府は、MERS潜伏期間14日の2倍に相当する28日間が経過する12月23日前後に終息宣言を発表すると予想される。

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