ソウルで行われたポスター撮影のタイトなスケジュールの中、ソンモ(超新星)がインタビューに応じてくれた。
ソンモ(元超新星) の最新ニュースまとめ
ブラックを基調としたシックな装いでソンモが姿を見せ、魅力的な笑顔を見せるとその場は一瞬にして華やかな雰囲気に包まれた。
<B>―ミュージカル「カフェ・イン」に出演すると、最初に聞いた時はどう思われましたか?</b>
韓国で他の方が出演した「カフェ・イン」をすごく面白く見たことがあります。 寒い冬でしたが観客の方々とくっついて暖かく見ることができた作品でした。そんな作品に出演することができてすごくうれしかったし、光栄だと思いました。
<B>―ミュージカル「カフェ・イン」は恋愛上手のソムリエ「ジミン」と恋愛下手なバリスタの「セジン」との愛を描いた二人芝居という点が(出演した)今までのミュージカルとは大きく違う作品だと思いますが、プレッシャーはなかったですか?</b>
どの作品でもどの役でも当然プレッシャーは感じます。今まで出演した作品はアンサンブルや出演者が多くて、ワンシーンワンシーンを1人で引っ張って行くわけではありませんでしたが今回の作品は1人で引っ張っていくことも多いし2人だけのミュージカルなので普段よりはプレッシャーを感じているのは事実です。たくさんの練習が必要だと思いました。
<B>―ソムリエ役、そして一人二役ということですが役作りで特にこだわった点はありますか?</b>
今回の一人二役は性格が多重人格とかではなく、セジンにばれないように本人ではない架空の人物を作って表現する役なので他の一人二役ほどプレッシャーは感じませんでした。その状況に合わせて考えて、(それぞれの)話し方などに 大きく差を出せば、そんなに難しい事ではないと思います。
<B>―「超新星」の“男前担当”のソンモさんですが、一人二役ということで舞台ではかなりギャップのあるコミカルな扮装も披露されると思いますが、意気込みはいかがですか?</b>
(演じる役柄が)元々自分の性格とは違うので正直少し不安なところはあります。ジミンは前向きで明るくて…。あっ!出っ歯の変装もありますが、それがファンのみなさんには「え?(少し身を引きながら)」と、思われるかもしれませんが(笑)。それもまたひとつの楽しみではないかと思います。
<B>―先ほど笑顔を見たら充分できると思いましたが。</b>
笑うのと面白いのは違うのでそれもまた一つの楽しみとして作品に染み込むように頑張ります。
<B>―「超新星」は全員がミュージカル経験者ですが、メンバーから応援の言葉やアドバイスはありましたか?</b>
個人的に最初にミュージカルに出演したメンバーが僕なので、僕がミュージカルをするからと他のメンバーから特にアドバイスなどはありませんね。でも本当にたくさん応援してくれるし、ミュージカルをメンバーが観に来てくれます。今回も時間が合えばメンバー全員を招待する予定です。招待して、また一つの感動をメンバーとファンのみなさんに伝えたいです。
<B>―逆にメンバーがミュージカルに出演する場合ソンモさんはどんなアドバイスをしますか?</b>
メンバーとはたまに同じ作品に出演したこともありましたし、また12月からユナクさんと他の作品に出演します。一緒に練習しながらお互いアドバイスをしたりモニターをしてあげたりします。
<B>―日本公演は「TEENTOP」のチョンジさん、「U-KISS」のキソプさんと、トリプルチャストですが、ソンモさんが演じるジミンの最大の魅力は?</b>
出演者の中で自分が一番年上なので僕は僕なりの魅力で(笑)(ジミンの)性格でみるとキソプさんがすごく似合ってるようで、チョンジさんは自分なりの歳と経験を活かしていい芝居ができるとおもいます。僕は他の出演者に比べて大人っぽいソムリエとカサノバの役をしたいと思います(笑)どれだけうまく芝居できるかわかりませんが普段ワインが好きなのでソムリエ役はうまくできるのではないでしょうか(笑)
<B>―ソムリエ役ということで、ワインについて詳しくなりましたか?おすすめのワインがあれば教えてください。</b>
最近はまっているワインがあります。Rindo(リンド)というアメリカのワインですが最近日本でも人気だと聞きました。アメリカのワインが好きで…。オールフォースワンのセカンドブランドですがオールフォースワンも好きですがそれは有名なのできっとクリスマスのパーティに似合うのではないかと思います。
<B>―舞台というのは体力が勝負だと思いますが、日ごろから体調管理で特に気をつけていることはありますか?また、見事な肉体美を誇るグァンスさんから、何かアドバイスはありますか?</b>
グァンスはウェイトトレーニングをよくしますが特に…。僕は元々運動していたので体力は本当に自信があります。特に運動していませんが「この運動がしたい!」と思ったら1日中やります。例えばジョギングをすると決めたら何時間でも走ります(笑)
<B>―ソンモさんから見た「カフェ・イン」の見どころを紹介してください。</b>
ミュージカルの中では悲しい内容のsad storyも多いですがこのミュージカルはストーリーもそうですがコミカルな要素もあるし、歌も面白くてスウィートなので公演が始まる1月の寒い冬にちょうど合うと思います。このミュージカルの魅力ポイントは本当に明るいミュージカルというところですね。観ていると微笑みが止まらないし、恋愛話って誰もが共感できる話じゃないですか?重い内容ではなく、誰もが共感できるようなドキドキするラブストーリーなので自分の話だと思ってキャラクターに没入できるミュージカルだと思っています。
<B>―ソンモさんの “これがあれば頑張れる”というパワーの源を教えてください。</b>
(迷わず)家族です。
<B>―いつも観に来てくれるんですか?</b>
いつも招待します。僕は幼い頃から親と離れて暮らしていたので。今もいつも駄々をこねたりしますが(笑)辛い時は両親に電話して友達にも他の人にもできない悩みも全部話せます。それで電話を切った後は両親のためにももっと頑張ろうと思います。
<B>―韓国より海外や日本での活動が多くて離れているので、もっと会いたいですよね。</b>
それもそうですが韓国にいてもあまり会えません。実家が釜山なので1年に1回か2回?(しか会えません)
<B>―ソンモさんにとって、ミュージカルの魅力とは?</b>
ミュージカルは(音楽・歌・ダンスを複合した演劇)言葉通りお芝居をしながら歌を歌い、その感情を極大化させますがセリフで追加できなかった話や面白さを歌に溶け込むことができるのがミュージカルですね。ですからテレビで見るのとは違ってミュージカルは劇場に足を運んでご覧になるわけではないですか?それで観客の感動が2倍に、いえ何倍にもなるシナジー効果を持っているのがミュージカルだと思います。そういった点でもミュージカルは難しいと思います。セリフを言いながらその感情を保った状態で歌い、また次のシーンに続けていくので本当に大変なので、個人的にはミュージカル俳優さんたちを尊敬しています。
<B>― 今後ミュージカルに出演するとしたら、どんな作品でどんな役を演じてみたいですか?</b>
リーダーのユナクさんが出演した「RENT」ですね。公演を観に行ったことがありますがまだ僕が演じたことのない役(ロジャー:ユナクが演じた役)で内面の葛藤や音楽に対する気持ちとか強いキャラクターです。ラブストーリーなども溶け込んでいるミュージカルで、僕が今まで演じたことのないキャラクターなのでチャレンジしてみたいと思います。
<B>―2015年は2月に「太陽を抱く月」の大阪公演が、7月は東京公演を開催。さらに12月にはユナクさんと「HARU」に出演、そして「カフェ・イン」が来年1月7日に開幕と、まさにミュージカル俳優として活躍。アーティストとしてはソロデビューも果たし、映画も公開されるなど、大活躍ですが、振り返ってみていかがですか?</b>
ことしは一番忙しくて休みが3日しかありませんでした(笑)。一番大変だったけど一番幸せではなかったのかなと思いました。最初は不満から始まりましたが、ことしも終わりかけてる今思うと達成感もありました。みなさんに愛されて、ここまでできるのは本当にありがたいことだと今になって思えるようになりました(笑)
<B>―ファンのみなさんはソンモさんにたくさん会えてうれしかったのでは?</b>
その分、ファンのみなさんには申し訳ない気持ちもありますね。僕が何かをすると有給をとって、応援に来てくださる方もいますので、感謝しながらも申し訳ないとも思っています。たくさんのことを一気にしてしまうのでないかと思ったり自分が欲張りではないかと思ったりします。
<B>―最後に日本のファンのみなさんにメッセージをお願いします。</b>
僕がいつも目標としていたことがみなさんのおかげで一つ一つ叶えることができました。また、次の目標ができ、成長しながら。僕たち(超新星)が一樹の木でしたらみなさんのおかげですくすく育っていると思います。その分、みなさんには僕ができるだけのことをして、プレゼントしたいと思っています。これからもみなさんを失望させないアーティストとして、これからどこまでみなさんを連れて行けるかわかりませんが「終わりはない」と思って一緒に頑張って行きたいと思います。
インタビューはミュージカルに対する情熱とメンバー、ファンを思う気持ちが深く感じられるものとなった。ソムリエ役を演じるソンモはワインに詳しいようで、おすすめのワインを聞くと瞬時に答えてくれるなどピッタリ。ジミンとジョンミンの二役をソンモがどう演じるのかはぜひ劇場で直接感じてもらいたい。
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