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来月スイスで人権国際会議 元金正日総書記警護員が証言
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の故金正日(キム・ジョンイル)総書記の警護員だった北朝鮮脱出住民(脱北者)が、来月スイス・ジュネーブで開かれる人権関連の国際会議で証言する予定だ。米政府系メディアのボイス・オブ・アメリカ(VOA)が6日、伝えた。 「人権と民主主義のためのジュネーブサミット」主催側がこのほどウェブサイトを通じ、来月23日に今年の会議を開催するとしながら、脱北者の李英国(イ・ヨングク)さんも話をすることを明らかにした。 李さんは1978年から1988年まで金総書記の警護員を務めていた。1994年に脱北を決心し中国に脱出したところ逮捕され、北朝鮮の耀徳政治犯収容所に収監された。1999年の出所後、再び脱北し、2000年に韓国入りした。現在は北朝鮮関連の人権団体「NKインフォメーション」の代表として活動している。 会議は国際NGO(非政府組織)が共催しており、今年が8回目。これまでの会議では海外労働者や大学生、政治犯収容所警備隊員だった脱北者らが北朝鮮の人権の実態を証言している。 mgk1202@yna.co.kr