ソンモ(元超新星) の最新ニュースまとめ
ソンモ演じるカン・ジミンはカフェ・バー「Love is」で夕方6時以降からマネージャーを担当することになったソムリエ。ワインの勉強のために、昼間は留学の準備、夜はカフェ・バー「Love is」で働いている。
一方、今回で3度目の「カフェ・イン」となる女優ウ・グムジ演じるセジンは、カフェ・バー「Love is」のマネージャー兼バリスタ。幼い頃から新聞のコラム掲載などを夢見ていた彼女は、毎朝、 “Love is…”と途中まで綴られた掲示板にその日の恋愛観を書き込むのが日課。そんな彼女自身の恋愛はいつも二番手で、その日も元彼の結婚のニュースに消沈、その日の掲示板に“愛は嘘”と書いてしまう。
セジンの書いた“愛は嘘”をジミンが“愛はたまに嘘”と書き直したことをきっかけに面識のないまま掲示板を通じて2人は“Love is…”の攻防戦を繰り広げていく。
一幕目、ソンモがブラックスーツ姿で登場すると、会場から一際大きな歓声が上がった。
客席に向かい、「こんにちは!お久しぶりです。今日から仕事をすることになったカン・ジミンと申します。よろしくお願いします!」と日本語で自己紹介するジミン(ソンモ)に観客は大興奮。さらに、「雰囲気いいですね~。カフェの雰囲気もちょっと変えてみようか?」とジミン(ソンモ)の合図で大胆なセットチェンジを見せるといった場面も。
また、客席に向かって、「(ワインを見せながら)飲みたいですか?」と問いかけ、「飲みたい!」との観客の声に「買って飲んでください!」と答えるなど、この日のソンモは、劇中、随所に日本語のアドリブを折り込み、会場を大いに沸かせた。
物語は進み、ついにジミンはセジンが気になり、“ジョンミン”と名乗り、カフェの客になりすます場面へ。セジンが淹れてくれたコーヒーをきっかけに急接近するセジンとジョンミン。そんなセジンに気づかれないように、ジミンはジョンミンとの危なっかしい二重生活を始め、ジョンミンとの新たな恋を育みたいセジンのデートコーチとなってしまう。
いつもは“男前”としてファンの間で有名なソンモがコミカルな扮装をしたジミンとして登場すると、客席からは驚きの声と笑いが起こった。さらに、セジンに「(ジミンもジョンミンも)顔がイマイチ」と言われると、「僕の顔がどうしたの?超イケメンなのに。たくさんの『Milky Way』(=「超新星」のファン)がこんなに会いに来てくれるのに!」とかっこよくきめるソンモに客席からは黄色い歓声が上がった。
ジミンとセジンのテンポのよい駆け合いやクスッと笑える恋愛テクニック、さらには、2人の心境の変化に伴って表現される細かな表情や動作の変化は必見。また、ボサノバやラテンなどさまざまなジャンルを取り入れたミュージカルナンバーでは、ソンモとウ・グムジの美しい歌声とハーモニーが圧巻で、客席を魅了した。
ジミン、ジョンミンとセジンが織りなす面白くて、ちょっぴり切なくて、ときめきが散りばめられた物語の世界に観客は惹きこまれ、会場は温かい空気に包まれていた。
インタビューでは、「二人芝居の主演ということで、1人で引っ張っていくことも多く、よりプレッシャーを感じている」と語っていたソンモ。この日のソンモからはセジンが恋をする紳士的なジョンミンと自由な愛を追求する、でもどこか憎めないジミンという二役を見事に演じきり、大きなプレッシャーに打ち勝ったという印象を受けた。
そんなソンモに対し、カーテンコールでは、観客が最大級の賛辞であるスタンディングオベーションで迎えた。
公演終了後に行われたハイタッチ会では、ハイタッチするファンの手を両手でしっかりと握り、笑顔でファンの目を見つめ、1人ずつ言葉をかけるソンモの姿が見られた。
ソンモにとって、入隊前最後のミュージカルとなる本作。ワインに詳しいというソンモのまさにハマリ役というべきソムリエ役、また、いつものソンモとは違うコミカルな演技を見せる姿など彼の多彩な才能、そして、彼のミュージカルに対する情熱をぜひとも直接劇場で感じていただきたい。
また、本作は、トリプルキャストとなっており、本作が初主演の「U-KISS」キソプ、韓国公演に続き「TEENTOP」チョンジがジミン役をそれぞれ魅力的に演じる。
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