【イベントレポ】「MYNAME」GUN WOO(コヌ)、作詞作曲アレンジまで担当の自分を表現した初ソロアルバム発表

K-POP最強ビジュアルアイドルグループ「MYNAME」リーダーのGUN WOO(コヌ)が初のソロアルバムを自身の27歳の誕生日でもある1月30日（土）にリリース。

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　翌31日(日)、東京・渋谷、タワーレコード渋谷店B1「CUTUP STUDIO」にて初ソロアルバム発売記念イベントと囲み会見を行なった。

　第一回目のリリースイベントには約350人が集結し、会場はファンの熱気に包まれていた。
コヌの登場を待ちわびるファンの前に姿を見せたのはなんとインス。

　MC役でコヌを応援するべく、登場したインスに会場は大興奮。赤と黒のボーダーのインナーに個性的なジャケットを合わせたコヌがインスの呼び込みで登場すると、会場は大歓声に包まれた。イベントはコヌのソロアルバムを中心にミニライブはもちろん、アルバムの試聴会も準備された。

　コヌは一足早く27歳になったインスとアルバムのタイトル曲「I AM 27」についてトークを繰り広げると同曲でミニライブのスタートを飾った。さらにカバー曲「みんな空の下」と続けて披露すると会場は拍手喝采。

　名古屋のリリースイベントではすごく緊張したというコヌ。「いつも5人だけど、今回はソロだから、ファンのみなさんが全員僕を見ますよね？1曲だったら大丈夫だけど、4曲歌ったので、めっちゃ緊張して、怖かったんですよね」と振り返ると「今日は緊張していないです」と笑顔を見せた。

　アルバム収録に絢香の「みんな空の下」を選曲したことについて、「歌詞も“みんな空の下”とめちゃくちゃいいじゃないですか。なので、カバーしました。でも、『みんな空の下』は難しいです」と明かし、「絢香さんはめちゃくちゃうまいですよね」と称賛すると、「でもさっきのコヌの歌も良かったですよ」とすかさずインスがフォローすると会場も大きく頷いた。

　続いて「MAMA（Korean ver.）」を試聴するとコヌは「この曲は大人になってから、お母さんに対し、『ありがとう』とか、『愛してます』と言葉で伝えたことがないので、お母さんの為に、お母さんを思って、作りました。この曲はみなさんも共感できる曲だと思います」と紹介。

　インスも「この曲は聴いたらすぐ、涙が出るくらい、メンバーも大好きな曲。コヌのCDを聴いて、コヌの大ファンになって(笑)応援しています」と褒めると「気持ち悪いです(笑)」とコヌの突っ込みに会場は爆笑。

　次の「I AM XXX ～Intro～（Feat.JunQ)」については「このXXXは未知数という意味で “大変な時”、“ひとりでいる時”、“涙が出るとき”、“何をしたらいいのか考える時”など、心が強くないとダメなときに作った曲。その時の気持ちを表現する為に最初から最後までワンテイクでレコーディングをした曲です」とレコーディングのエピソードを明かした。

　アルバムにはドリカムの「何度でも」のカバー曲も収録されており、「この曲も歌詞がめちゃくちゃいいです！何度でも、失敗してもチャレンジするという意味が好きです。この曲はみなさんが聴きたい曲だと思います」と説明し、ここで、先ほど試聴した「MAMA」の日本語バージョンを熱唱。

　「韓国語バーションはストレートな歌詞で作って、日本語バーションは『例えば何々』という意味で作りました」と違いに触れながら、感情を込めて歌うコヌの歌声に会場中が感動の渦に。中には涙ぐむファンの姿も多く見られた。

　イベント終盤でコヌが「今回のソロアルバムは僕がプロデュースしたアルバムで、僕の事をみなさんに表現し、気持ちを込めたアルバムになっています。みなさん、応援よろしくお願いします」と呼びかけ、さらに「僕のショーケースを発表することになりました」と「コヌファーストショーケースライブ」（プレミアムプロダクツ4タイトル同時購入者を対象に招待）を2月28日(日)に下北沢にて開催するという、うれしい告知でファンを喜ばせた。

　最後に「みなさんがいるから、僕がいる。みなさんがいるから歌う」とファンに向けて作ったという「君のために」を届け、「今日はたくさん来てくれてありがとうございます。また、握手会で会いましょう」とあいさつし、ステージを後にした。

　インスと息の合ったトークを繰り広げ、ミニライブ終了後、再び登場したコヌ。ここで、27歳の誕生日をお祝いし、スタッフからバースデーケーキがプレゼントされると会場のファンからもバースデーソングが贈られ、とびっきりの笑顔を見せた。会場を温かい雰囲気に包み込んだ後はステージ上で囲み会見が行われた。コヌが報道陣を気遣い、座ったままの会見がスタート。


<B>―ソロデビューの話を最初に聞いた時の感想をお願いします。</b>
歌手として、今までは「MYNAME」として5人で活動中も、ソロアルバムを出したらどうかな、と考えていたんです。昔から準備したこともあったので、最初にソロアルバムを出す話を聞いた時はめちゃくちゃうれしかったです！(満面の笑みのコヌ)

<B>―昨日、27歳の誕生日でしたが、どのように過ごしましたか？</b>
昨日は大阪でリリイベをしましたが、大阪のみなさんがたくさん来てくれて、本当に忘れられない誕生日になりました。本当に感謝しています。

<B>―先ほど、ファンの方にバースデーソングを歌ってもらいましたが、いかがですか？</b>
やっぱり、いつも曲を聴いてくれるみなさんが僕の為にハッピーバースデーソングを歌たってくれたので、めちゃくちゃしあわせでした。

<B>― 27歳を迎え、1日経ちましたが今のお気持ちは？</b>
誕生日は昨日でしたが、今日も東京のファンのみなさんが誕生日のお祝いをしてくれて、今も誕生日だと思う気持ちがあって、めちゃくちゃしあわせです。

<B>―27歳、ことしはどんな1年にしたいですか？</b>
26歳の時はチャレンジしたいことにチャレンジできなかったので、ことし、27歳からは歌手として、色々なことにチャレンジしてみたいです。

<B>―プライベートも含め、新たに決意したことはありますか？</b>
27歳になって、さっきも言いましたが、色々なことにチャレンジしてみたいし、色々なことに頑張っていきたいと思います。プライベートでは最近インテリアに興味がたくさんあって、趣味で勉強しています。だから、僕の作業するところとかのインテリアにチャレンジしてみたいと思います。

<B>―先ほど「MAMA」を歌われましたが、お母さんとの印象的な思い出はありますか？</b>
たまに、両親といる時、お母さんが若い時の写真とか、アルバムをみたことがあって、その時のお母さんはめちゃくちゃきれいですし、若いです。今は、僕と姉を生んで、家族の為に一生懸命に頑張っているお母さんを見て、本当に素晴しいと思いました。なのでそういう想いを込めてこの曲を作りました。

<B>―今回のアルバムはすべて、コヌさんがプロデュースされていますがどんなものからインスピレーションを受けて作っていますか？</b>
ソロアルバムを出すと聞いた時、僕の年(年齢)27歳をコンセプトに、何曲作るか、どんなコンセプトで作るかを決めました。「I AM 27」は日本でひとりの時、寝る前に「明日の僕は何をしているかな？」と考えている時に、そこからアイデアを出して作りました。
「MAMA」はもちろん、お母さんを思って、作ったし、「君のために」はアルバムのレコーディングを準備する時、「MYNAME」のベストアルバムが発売されて、いろんな地方でリリースイベントをしている時、やはりファンのみなさんがいるから、すべての事を頑張っていると、その気持ちがあったので、「君のために」はみなさん（ファン）の為に作りました。曲作りのアイデアはどこか来るか僕もわかりませんが、周りからですね(笑)。

　最後に前日に開催されたサッカーの日韓戦について質問が及ぶと「日本と韓国がアジアで1位、2位に強いチームだと思います。勝敗よりも日本も韓国もリオオリンピックに出場するので、それだけでもすごいことだと思います。アジアで日本と韓国は強く、同じレベルだと思っていますので両チームとも頑張って欲しいです」とエールを送った。


　最後に「ありがとうございました」と丁寧にあいさつし、会見を締めくくった。


　会見終了後はファンとの握手会で直接ファンとの交流を果たした。アイドルとしてではなく、27歳になる「アーティストGUN WOO」の“今、伝えたいこと”が詰まった同アルバムはコヌ自身が作詞作曲アレンジまで手掛けた作品(8曲)と女性ボーカリストのカバー2曲を含めたGUN WOOセルフプロデュースの全10曲が収録されている。