チョ・ソンモ の最新ニュースまとめ
歌手チョ・ソンモの2年ぶりのコンサート<スマイルエブリデー>は、形式上非常に単純だった。観客を圧倒するような派手なイベントも、舞台装置もなかった。代わりに3時間半の間チョ・ソンモが休むまもなく歌い続けた27曲の歌と、彼の顔いっぱいのほほ笑みがコンサート会場を満たした。
7日午後、ソウルオリンピック公園オリンピックホールで開かれたチョ・ソンモのコンサートには7000人余りが殺到。6thアルバム『MY FIRST』リリース記念で開かれる全国ツアーコンサートのスタートであるこの日公演には“ソンモ愛”を叫んで夜光峰を振るファンクラブ会員たち、慣れない韓国語で「サランヘヨ(愛してます)」と叫ぶ日本の観客たち、幼い子供を連れて来たママパパ観客たちで客席がいっぱいとなった。
5thアルバム収録曲『君だけだから』で始まった1部公演は“パントマイム”で構えられた。1人の女を愛した1人の男の悲しい物語を、パントマイムの芝居とチョ・ソンモの歌で構成。「高速道路を走っていて、道路の上に何か飛び出した時の驚き。男は予想していなかった別れの前では無気力です」というナレーションの後、ステージは一面赤い色で染まった。赤いバラをくわえた赤いドレスの女性が登場してタンゴを踊ると、コンサート会場は熱気に包まれた。チョ・ソンモが3rdのヒット曲『次の人には』をタンゴ風にリメイクして歌いながら、女性と熱いポーズで踊るとあちこちから「だめ!」というファンたちの悲鳴が上がった。
1部のハイライトは2ndアルバム収録曲『ラブソング』。暗くなったステージに一人で白い照明を受けながら登場したチョ・ソンモは、ステージの前まで歩いて出てマイクなしに肉声で歌い始めた。一瞬観客たちは口を閉じることができず息の音を殺して静かにチョ・ソンモだけを眺めた。子供と一緒に来たママはむずかる子供の口を手で塞いだ。歌の終わった後、観客たちは一斉にスタンディング・オベーションを送った。
多少肩に力の入った1部公演と違い、2部は明るい色合いで進行された。黒い服から明るい白い服に着替えたチョ・ソンモは、SBSドラマ『パリの恋人』挿入曲『君一人だけ』と『君のそばで』で2部をスタートした。ステージの前で公演を見ていたタレントのソ・ジソブとキム・ジョンウンが突然紹介されたりもした。彼らはチョ・ソンモの6thタイトル曲『Mr. Flower』ミュージックビデオに出演したのがきっかけでコンサートに招待されていた。
引き続き、赤い小さい馬が描かれたティーシャツとぴったりの白いズボンの“夜の舞踏会”服に変身したチョ・ソンモは、6人のダンサーたちと一緒に『後悔』『誓い』といったダンスメドレーステージを披露。ファンは席から立ち上がってチョ・ソンモの振り付けを一つ一つ真似た。ダンスパーティーが終わった後、黒いスーツに黄色いバラをさして出てきたチョ・ソンモは、最後の曲『Mr. Flower』をファンたちと合唱した。
この日、公演が終わった後チョ・ソンモは、「僕が歌手なのかどうか、今まで半信半疑でしたが、もうそのアイデンティティが“歌人”であることを確認することができた」「コンサートに来てくださったファンの皆さんが、帰りながら微笑んでいたことを祈る」と語った。
チョ・ソンモの全国ツアー<スマイルエブリデー>は、7月9日まで蔚山(ウルサン)・釜山(プサン)などで毎週行われる。
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