今年は2月1日にイ・スンギが入隊し、4月下旬には「超新星」のゴニルとソンモが入隊した。その他にも入隊が噂されているスターたちは多い。(写真提供:ロコレ / 韓国陸軍公式サイトより)
今年は2月1日にイ・スンギが入隊し、4月下旬には「超新星」のゴニルとソンモが入隊した。その他にも入隊が噂されているスターたちは多い。(写真提供:ロコレ / 韓国陸軍公式サイトより)
今年は2月1日にイ・スンギが入隊し、4月下旬には「超新星」のゴニルとソンモが入隊した。その他にも入隊が噂されているスターたちは多い。5月23日現在で、今年入隊が予定されているスターたちの動向を見てみよう。

イ・スンギ の最新ニュースまとめ


■グンちゃんの入隊はどうなる?

チャン・グンソク
 彼は1987年8月4日生まれ。兵役計算年齢は、今年1月1日から12月31日まで1年を通して「29歳」と認定される。つまり、誕生日が来てから29歳になるわけではない。

 29歳というと、芸能活動によって兵役を延期するのも、ほぼリミットに近い。それだけに、すでに入隊に向けた準備を進めているに違いない。

『テバク』の撮影が終了すると、7月に日本でのツアーが予定されている。それが終われば、入隊が現実的になるだろう。いずれにしても、今年中に入隊しなければならない。

 社交的なチャン・グンソクなら軍隊に行ってもうまくやっていけると思う。入隊したら同期で最年長となり、上官や先輩もみんな年上。立ち位置は難しいが、頭がいい彼なら人間関係をうまく築けるだろう。


●「JYJ」のジュンス
 1986年12月15日生まれ。兵役計算年齢は30歳の年だけに、絶対に兵役に行かなければならない。

 今はその適切な時期を考えているところだろう。


■大事故に巻き込まれた2人

イ・ミンホ
 彼は2006年8月に交通事故に遇っている。

 乗っていた車が、飲酒運転でセンターラインを越えてきた車と正面衝突したのだ。イ・ミンホは、内腿の骨が折れて、足首の骨もくだけ、右膝の軟骨が裂かれて全治7か月の重傷を負った。

 それから10年近くが経つが、兵役用の身体検査の結果、公益判定を受け、「社会服務要員(公益勤務要員)」になることが決まった。軍隊で軍務に就く代わりに、役所などで働くことになるだろう。

 それでも、4週間の新兵訓練を受けなくてはならない。

 兵役に入る時期については、所属事務所であるMYMエンタテインメントは「今は未定である」と明らかにしている。


●チョン・イル
 イ・ミンホが2006年8月に交通事故に遇ったとき、その車にチョン・イルも同乗していた。彼も大ケガをして九死に一生を得た。

 そのときの大ケガを勘案されて、チョン・イルも公益判定を受けた。イ・ミンホと同様に役所などで働いて兵役を履行することになる。

 チョン・イルは1987年9月9日生まれ。今年の兵役計算年齢は29歳である。今年中に兵役の代替制度を使って社会服務要員になると思われる。


■30歳は最終リミット

●ユ・アイン
 1986年生まれで、兵役計算年齢は30歳。今年は絶対に入隊しなければならない。具体的には、夏が終わる頃までには入隊するはず。すでに日程の調整に入っていると思われる。

●「BIGBANG」のT.O.P
 ドラマ『アイリス』の冷徹な殺し屋の役が鮮烈だった。彼は1987年11月4日生まれ。兵役計算年齢は今年29歳である。今年はスケジュールが決まっているので、来年早々の入隊になるのではないだろうか。

●「2PM」のテギョン
 1988年12月27日生まれ。兵役年齢計算は今年の1月1日から12月31日までが28歳の扱いだ。

 来年は1月1日から29歳である。今年は活動の予定が入っており、来年の入隊になるだろう。

 実は、テギョンは腰に持病があって、最初の徴兵検査で「現役兵ではなく社会服務要員(公益勤務要員)」と判定された。

 しかし彼は、現役兵にこだわり、腰の手術を2回も行ない、再度徴兵検査を受けて現役兵の判定を受けている。誰もが社会服務要員での軍務代替を熱望するのに、彼の信念に感嘆する。


■自分を信じること

 今年入隊予定のスターの動向は以上の通りである。

 なお、過去の事例を見てみると、韓流スターが兵役入りする時期を明言したことはあまりない。

 大事なのは、兵役による空白期間の前にどんな作品を残していけるか、ということ。それを第一に考えると、兵役入りする時期を明らかにするのは得策でない。活動の可能性を狭めることになるからだ。

 そして、もしも兵役に入ったら、自分を信じることだ。

 兵役から戻った人がよく言うのは「社会から隔離されて1人で取り残された気持ちが強かった」ということなのである。

 スターが入隊すれば、なおさらその気持ちが強いだろう。焦りは禁物で、孤独な時間が自分を鍛えると前向きに考えられればいい。

 マネージャーがいない生活は久しぶりだ。

 兵役ほど初心に戻れるところは他にない。その時期を有意義に過ごすと、除隊後の芸能生活が明らかに違ってくるだろう。


文=康 熙奉〔カン ヒボン〕
(ロコレ提供)

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