カンヌ映画祭期間、映画『ザ・ミス(The Myth)』のプロモーションイベント参加のためフランスを訪問したキム・ヒソンが、17日(現地時間)に開かれた記者会見で、ジャッキー・チェンから絶賛された。

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アジア地域を含めて世界各国の記者 100人余りが参加したこの日の記者会見でジャッキー・チェンは「キム・ヒソンとラブシーンを撮影しているうちに、きれいなだけじゃなく本当に一所懸命な女優であることを知った」という。

2人のラブシーンは、蒸暑い日の冷凍車の中という映画の設定どおりに撮影された。マイナス25℃まで下がる冷凍車の中で、2人はぶるぶると震えながら撮影しなければならなかった。

ジャッキー・チェンは 「暑すぎたり寒すぎたりする場所を行ったり来たりして、本当に辛かった」「1度はフィルム入れ替えのためにNGが出たことがあったが、キム・ヒソンはずっと震えながらも大丈夫だと言っていた。そうしているうちにカットサインが出たが、キム・ヒソンの暖かい涙が落ちてきて、見上げたら辛そうに何も言わず泣いていた」と会見会場に集まった記者の前でエピソードを紹介した。

続けて「あの時、キム・ヒソンは気を失うほど大変だったのに、ベストをつくす姿がとてもすばらしく、拍手してやった」と、当時を振り返った。
また 「中国語の練習を6ヶ月もがんばり、結局、見事に中国語の演技をやり遂げた」と誉めたり、キム・ヒソンへの質問にも合いの手を入れるなどした。

これにキム・ヒソンは「ジャッキー・チェンとともにこのような多国籍映画に参加できて光栄であり、今後もこういう機会がたくさんあったらいいと思う」と答え、カンヌに来た感想については「今までTVでばかり見ていたカンヌに直接来こられてうれしい」と言った。

この日の記者会見でジャッキー・チェンはキム・ヒソンに耳打ちするなど、特に親しげな様子を見せた。会見の前行われたフォトセッションでも、ジャッキー・チェンはキム・ヒソンを写真記者たちの前に紹介したりした。

キム・ヒソンは、1番大変だったことは何だったのかという質問に「ジャッキー・チェンを見ていると、ずっと笑いが止まらなかったのが1番困った」と言い、ジャッキー・チェンは「キム・ヒソンが NGを出し、数百万mのフィルムを使った」とジョークを飛ばした。

『ザ・ミス(The Myth)』は、中国の秦始皇朝を背景に繰り広げられるファンタジーアクション。制作費350億ウォン規模のブロックバスター映画で、キム・ヒソンは朝鮮半島の古代王国の姫を演じ、ジャッキー・チェンと恋に落ちる。
他にも、トニー・リュンや新鋭インド俳優マリカ・スェラワト、そして韓国のチェ・ミンスが出演する。

『ポリス・ストーリー』シリーズでジャッキー・チェンとタッグを組んだスタンリー・トン監督がメガホンを取ったこの作品は、お盆休みと前後して中国と日本で公開された後、アメリカを含め全世界の映画館で公開される予定。

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