広いステージがユンホ(東方神起)にはピッタリ(写真提供:ロコレ)
広いステージがユンホ(東方神起)にはピッタリ(写真提供:ロコレ)
連日盛り上がっている地上軍フェスティバルは、10月5日に4日目を迎えた。台風の影響で、前夜から強い雨が降り、朝になっても雨風がやまなかったが、会場には早朝から入場の順番を待つ人たちが集まり、ステージ裏のテントの中で待機した。

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■いつものメンバーが勢ぞろい!

 幸いに天候が回復し、10月5日の午後1時30分から、総勢80人によるテコンドーの公演が始まった。

 以後、芸能界出身兵士は、「SUPER JUNIOR」のシンドンウニョクソンミン、そして俳優イ・スンギ、さらに「東方神起」のユンホが登場した。


■シンドン&ウニョク&ソンミンに大歓声!

 スーパージュニアが登場する前に、「フェンスから離れて席に戻らないと公演が始められません」とアナウンスされ、座席から離れずに観覧している人からは大きな拍手が起こったが、一部スタンディングのようになったままステージが始まった。

 すでに今年の地上軍フェスティバルですっかりお馴染みになったシンドン&ウニョク&ソンミンの『Oppa Oppa』。一度聴けばメロディをすぐに覚えられて、掛け声もスンナリできそうだ。自然にからだがリズムをとるような、本当に楽しい曲だ。


■笑顔一杯のイ・スンギ

 次に出演したイ・スンギは、「俳優だけど実は歌も歌うし、あまり知られてないかもしれないけどダンスも上手なんですよ」と「SUPER JUNIOR」の3人から紹介されていた。

 イ・スンギも観客に「危ないので前に出ないでください」と呼びかけ、それを中国語で話してもらおうと通訳の人を呼んだ。

 その人を「僕の中国語の先生です」と、流ちょうな中国語で話して、勉強中の実力を見せてくれた。

 そして、年上の女性に恋する気持ちを歌う『僕の女だから』と、さらに『旅に出よう』を披露した。『旅に出よう』はノリもよく、何度か聴いていると、メロディラインが耳に残る。イ・スンギは、観客の近くまで行き、目を合わせながら笑顔一杯のステージを行なった。


■広い空間を縦横に駆けるユンホ

 「東方神起」のユンホが登場したときは、前方がすっかりスタンディング会場のようになっていた。生バンドの演奏で、アレンジを加えた『呪文-ミロティック-』を披露。この曲も今回の地上軍フェスティバルですっかりお馴染みになった。

 そして、まさかの『Somthing』にファンは大興奮。去年の地上軍フェスティバル以来ではないだろうか。

 今日、そのとき一緒に公演していたミュージカル俳優のキム・ドンホが来ていたそうで、それだからというわけではなく前から準備していたのだと思われるが、その場にいたファンはとてもラッキーだった。

 3曲目の『ドリーム』は毎日のように披露されたが、午後の光の中で、広い空間を縦横に駆けるユンホは、今までよりもっと伸び伸びと楽しそうに見えた。


文=M.Takahata
写真=K.Aoki、H.Kato
(ロコレ提供)

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