映画『オンニが行く』に主演したコ・ソヨン=22日、ソウル(聯合)
映画『オンニが行く』に主演したコ・ソヨン=22日、ソウル(聯合)
1990年代に若手女優として人気を集めたコ・ソヨンも、いつの間にか30代中盤に差し掛かった。新人時代にドラマで演じた元気がよく堂々とした裕福な家庭の娘のイメージは視聴者に強く残り、その後もそうしたキャラクターが自身のトレードマークとなった。出演したドラマや映画の本数は多くはないが、いずれもイメージ変身には至らなかったといえる。
 
そんなコ・ソヨンが新作映画『オンニが行く』でコミカルな演技を披露した。初恋に失敗したせいで自身の人生が変わってしまったと考える30歳のデザイナーアシスタント、ナ・ジョンジュは、12年前の過去に戻り、掛け間違えたボタンをもう一度掛け直そうと孤軍奮闘する。

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ソウル・清潭洞のカフェで会ったコ・ソヨンは、そんなジョンジュのキャラクターは普段の自分によく似ているため楽に演技ができたと自信感をのぞかせた。「今回はとても楽しく気楽に撮影できた。映画の中のジョンジュはいつもの私とあまり変わらない。もともと友達とふざけたり騒いだりして遊ぶのが隙なので、自然に演技できた」と語った。そうした本人の真の姿と全く違うイメージが定着しているために、悔しい思いをしたり傷ついたりしたこともあるのだという。

ほかの芸能人たちに比べ、作品出演にはずいぶんと間隔があく。休み休み仕事をしている印象だ。映画の興行失敗にショックを受けて休んでいるのではと言われたこともあるというが、それはあっさりと否定した。2002年に『二重スパイ』を撮ってから4年間の休業となったが、「特に何か考えがあったわけでも計画があるわけでもなかった。ただ友達に会ったり旅行をしたり、気が付くと4年経っていただけ」という。

いつの間にか年齢を重ねた。結婚についても質問をしてみたが、「結婚は少し怖い」と答えた。「恋はしたいし恋人がほしいといつも思っているが、結婚はまた別の問題。恋愛には幻想を抱いているが、結婚は現実問題でしょう。恋愛も6~7回経験したが、結婚したいと思ったことは1度もない」と正直な気持ちを語った。

来年は10年ぶりのドラマ出演や、映画出演の計画もある。イメージを打破しまた一歩前に進んだ女優コ・ソヨンが、次はどんな姿を見せてくれるのか期待される。


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