＜男子フィギュア＞“五輪出場枠獲得”イ・ジュンヒョン「平昌に必ず行きたい」

16年ぶりに男子フィギュアスケートシングルで五輪出場権を獲得した韓国のイ・ジュンヒョン（20、檀国大）が2日、仁川空港を通して凱旋帰国した。

イ・ジュンヒョン の最新ニュースまとめ

　イ・ジュンヒョンは9月30日（日本時間）、ドイツ・オーベルストドルフで開催された2017-18国際スケート連盟（ISU）のフィギュアスケート・ネーベルホルン杯男子シングルフリーで合計222.89点（ショート74.37＋フリー148.52）を記録した。

　5位となったイ・ジュンヒョンは上位6人に与えられる2018年平昌（ピョンチャン）冬季オリンピックの出場権を獲得した。韓国が男子シングルで五輪に出場するのは、2002年のソルトレーク冬季五輪（イ・ギュヒョン）以来、16年ぶりだ。

　イ・ジュンヒョンは帰国後のインタビューで「とても満たされている」と明るく笑った。彼は「プレッシャーあってストレスも受けたが、一生懸命頑張ったら自信がついた。緊張もしたが、練習した通りにすれば良い結果が出ると信じていた」と述べた。

　しかし、まだイ・ジュンヒョン自身が五輪の舞台に立つと決まったわけではない。イ・ジュンヒョンが確保した出場権は今後、2・3次国内選抜戦（2017年12月～2018年1月）を通して出場選手が確定する。

　イ・ジュンヒョンは「大変な思いで出場権を獲得して来たから、平昌に行きたい気持ちは大きい」としながら、「死ぬほど練習して、選抜戦でより良い姿を見せたい」と意気込んだ。