「VIXX LR」
「VIXX LR」
男性6人組アイドルグループ「VIXX」メンバーのLEOとRAVIによるユニット「VIXX LR(ヴィックス エルアール)」が、1月25日(木)東京・Zepp東京にて単独コンサート 「1st CONCER [ECLIPSE]TOUR in Japan」を開催した。

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 韓国では、昨年8月に2ndミニアルバム「Whisper」を発表し、11月には韓国ソウルでLR単独コンサートツアーを開催するなど、ユニットとして活躍を見せる「VIXX LR」。1月24日にはJapan 1stアルバム「Complete LR」をリリース、日本でもユニット活動を開始した。

 暗転したステージに2人が登場すると会場には大歓声が響き、雰囲気が熱くなる中「Beautiful Liar」がスタート。LEOの力強くも澄んだ歌声とRAVIの低音ラップで見事な調和を見せると、続いては「Remember」へ。

 「こんばんは、『VIXX LR』です!」と声を揃えると、RAVIは「会えてうれしいです。『STARLIGHT』(=「VIXX」のファン)お元気でしたか?」と問いかけ、LEOと一緒に「2018年、あけましておめでとうございます」と丁寧にお辞儀し、新年のあいさつをした。LEOは「今日は特別な日ですよね。僕たちだけでなく、みなさんにとっても特別な公演になるように、たくさん準備しました。僕たちだけのパフォーマンスはもちろん、ステージでたくさんの魅力をお見せしたいと思います!」と意気込むと、RAVIが「言葉よりもステージでお見せしたいです!」と早速、次の曲へ。

 「VIXX」の曲である「Error」、「Chained up」を「VIXX LR」バージョンで披露すると、6人の時とはまた違ったしっとりとした雰囲気で歌声を聴かせた。続く「Beautiful Night」ではキレのあるダンスも見せ会場を盛り上げた。

 RAVIのソロステージは初めてパフォーマンスする新曲「BOILING POINT」、「NIRVANA」 で、カリスマ溢れるラップを見せ、会場を沸かした。一方LEOは、自身が主演を務めたミュージカル「マタ・ハリ」より「From Way Up There」を披露し、圧倒的な歌唱力で会場を釘付けにした。

 カジュアルな服装に着替えた2人が再びステージに登場すると、「Feeling」を軽快に歌い上げた。
たくさん話し合い、コンサート準備に臨んだという「VIXX LR」。RAVIは素敵な姿を見せたいと語り、「次は新しいプレゼントをあげる時間です!『STARLIGHT』のための曲です」と次の曲を紹介。ファンが喜ぶ中「Poison」を聴かせると、「難しいこと」を切なく歌い上げた。

 LEOが「それだけ」、そして安室奈美恵の「Love Story」で心のこもった歌声を届けると、会場のファンはLEOの歌声にじっと耳を傾けた。「Thanks for...」では雰囲気は一変、ダイナミックなダンスで情熱的なパフォーマンスを披露した。
ソロラッパーとしても活躍を見せるRAVIは、「BOMB」、「Do the Dance」と続けてパフォーマンスし、一気に会場を熱くした。

 「Whisper―Japanese ver.―」、「Chocolatier」と続き、コンサートも終盤となると、「この時間になると寂しいですね」と終わりを惜しむ2人。しかし、「寂しい分、次に会う時、喜びが増えますよね」とLEOはファンに語りかけ、再会を約束。また、年末の音楽番組での「桃源境」のステージが話題となったことについて、RAVIは「特別な瞬間でした。たくさんの愛情を受けました」と感謝を伝え、最後に「Today」で最高潮のまま、エンディングを迎えた。

 アンコールを求めるファンの声に応え、再びステージに登場した2人は、VIXXの楽曲「デ・ダ・ナ・ダ・ノ」、「ダイナマイト」を自由な姿で歌い上げ、ファンを楽しませた。

 「今日は本当にうれしいです。みなさんと過ごすことができて、幸せでした」とRAVIは気持ちを伝え、会場のファンと記念撮影で思い出を残すと、「もう一回行きましょうか?」とLEOの声により、「Today」でラストを締めくくった。

 まるで月と太陽のように相反する個性を持つ2人のステージは、最後までファンを楽しませる、魅力の詰まった公演となった。



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