U-KISS の最新ニュースまとめ
男性アイドルグループ「PARAN(パラン)」のメンバーとしてデビューした後、「U-KISS」のラップ担当AJとして活躍、現在はシンガーソングライターとして活動しているシユン。
今回のコンサートではタイムトラベル演出コーナーもあり、思い出の詰まった数々の楽曲を振り返り、ファンと特別な時間を共有した。
1部公演では、ライダースジャケットを羽織り、全身ブラックの衣装でキメたシユンが登場すると、DJをバックに「Single」からスタート。シユンもファンも音に身を任せ、雰囲気を作っていった。「シユン久しぶり~」と言うファンの声に笑顔でこたえると、「歌もラップも演技もするシンガーソングライター、シユンと申します」とあいさつ。
「さっき歌った曲は『Single』という曲です。付き合っている人がいない人をシングルって呼びますよね。シングルの人、いますか?」というお茶目な問いかけで笑いを誘うと、「私もいつかできると思いますが、みなさんの愛をもらって頑張ります!」とコメント。思い出せない単語をファンから教わりながら「緊張して喉が渇きます!」と伝えたりと、日本語でトークを進めていくシユンだが、いざという時の通訳"Siri"を紹介。
そしてDJのミンシクもあいさつを済ませると、「最近発売したアルバムのタイトル曲です。メロディーが聞きやすいので、目を閉じて聞いたら良いと思います」と次の曲へ。始まった「Alone」で、落ち着きのある歌声を届けると、続く「ヨウ」では力強いラップを披露。
「『Alone 』は、私の色を見せることができると思って、タイトル曲に選びました」とタイトル曲に選んだ理由を明かした。
「次はゲストと一緒に作るステージです。楽しんでください!」と、再びDJミンシク、さらに「PRETTY BROWN」のインファが登場すると、「Talk To You」で、会場の熱気は上昇。インファのさわやかな歌声とシユンのラップが調和した「Sick & Tired」では、観客が左右に手を振り一体感が生まれた。ファンにあいさつを済ませたインファは、日本語で「消しゴムかしてくれる?」と学生のようなセリフを放ち笑わせたと思ったら、癒しの歌声でアカペラを披露する一幕も。
3つのテーマからなるという今回のコンサートの中で、1つ目が終わったというシユンは、次のステージを前に面白い映像を準備したとし、ファンの期待を高めステージの準備へと入った。スクリーンに映像が映し出されると、そこには日本のお笑い芸人ブルゾンちえみwithBに扮するシユンの姿が。1人3役をこなしながら、口の動きから表情まで完ぺきにコピーし、会場中に大爆笑が巻き起こった。
楽しい雰囲気の中、チェック柄ジャケットに着替えたシユンが姿を現わすと、「雰囲気を変えましょう」と、「グテエノ」のステージへ。アコースティックギターに乗せた優しい歌声を聴かせた。シユンは「『グテエノ』を日本語バージョンでもやりたいです」と意欲を見せ、ファンを喜ばせ、また、「グテエノ」は、最初に作った時のものを編成して出来上がった曲だとし、プロデューサーなどにオリジナル曲を聴かせた時は、「なぜそんなに童謡みたいな曲を作ったんだ?」と言われ、反応がイマイチだったと明かした。
そこでオリジナルバージョンの「グテエノ」を歌ってみせると、ファンからは「オリジナルの方がいい!」との声が。シユンは「オリジナル曲ですよね!」と声を上げ、うれしそうな表情を見せた。
レディー・ガガの「ポーカー・フェイス」や「アナと雪の女王」の「Let it go」など、異なる5つの曲を繋げて1つの曲にし、様々な歌声で楽しいステージを見せた後は、「私が1番好きな歌を歌います」と、デビューアルバム「Surreal But Nice」のタイトル曲「Beauty」。アコースティックバージョンにアレンジされた「Beauty」をゆったりと歌いあげると、最後は客席に降りファンサービス。「ノワネサイ」では、歌詞に込めた想いを伝えるように、心を込めて歌い、「この曲の間奏の部分は、村上春樹さんの『ノルウェーの森』からインスピレーションをもらいました」とはなした。続く「You N Love」では、アイコンタクトをとりながらハートを送ったりと、ファンをときめかせた。
"Siri"として日本語の手助けをしていたシン・ウィスがステージに登場すると、コンサートタイトル「T.I.M.E」にちなみ、誕生から今までを写真や映像、音楽で振り返るコーナーが始まった。
生誕100日の赤ちゃんの写真、小学6年生の時に出演したというPV映像と続くと、当時練習していたというラップ曲も披露。
PARANとしてデビューした日に姉と撮った写真を見て、デビュー曲を歌ったり、ダンス曲で踊ってみせたりと、ファンを懐かしい気持ちにさせた。
また「U-KISS」活動時に、作詞作曲を手掛け自身も大好きだという曲「AMAZING」、「Believe」、日本でオリコンチャートにランクインし思い入れのある曲「Fall in Love」も披露。ファンを想ってつくった楽曲についてもそれぞれ作った時のことを思い返し、初舞台で歌った「ノスタルジック」も聞かせた。
今までの道のりをたどり、懐かしく特別な時間となった。
チェックシャツを腰に巻き、カジュアルダウンしたシユンは、「次は強いステージを見せたくて用意しました!」とし、パワフルな「Body」、続いて「Tabula Rasa」と、ファンとの掛け合いをしながら、熱い盛り上がりを見せた。
そして「最後の曲は、昨年発売したアルバムの中の曲です。みなさんのことを考えて作りました。私は2、3年休んでいたことがあって、辛くて大変で身体と精神が悪くなって、どうしようかなと考えました。でも、みなさんの存在が本当に力になりました。みなさんに感謝する気持ちで作りました」と曲に込めた想いを語り、ファンを優しく見つめながら、「The Light」を熱唱。間奏では「みなさんの大事な時間で、私の公演に来てくれてありがとうございます」と感謝を伝えた。
終わりを惜しみ、可愛らしく泣きマネをして「じゃあまた」とステージを後にすると、会場にはアンコールの声が響いた。その声に応えシユンがステージに登場すると、先程アコースティックバージョンで披露した「Beauty」を、今度はオリジナルバージョンで歌い、ファンも一緒になり会場が一体となった。
「今日来てくれて本当にありがとうございます。コンサートを作ってくれたスタッフのみなさん、ファンのみなさんに感謝しています。これからもよろしくお願いします!」と感想を述べた。そして「やりたいことがあります!」と、会場のファンと記念撮影し、思い出を残した。
また抽選コーナーもあり、コンサートVCRでシユンが着用していた、ブルゾンちえみのカツラとwithBの腹筋の仮装セット、母親が作ったという、幼い頃のシユンの写真が入った缶バッジと、2名にプレゼントが贈られた。
そしてイベント後には、来場者全員との「チェキ撮影&ハイタッチ会」も行われ、より近い距離でファンとの交流を楽しんだ。
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