U-KISS の最新ニュースまとめ
ライブでは4人でのキレのあるパワフルなパフォーマンスはもちろん、ソロステージでも個々の魅力を発揮し、MCでは特技を見せたり、息の合った掛け合いで面白トークを連発するなど、「KISSme」(=「U-KISS」のファン)を魅了した。
夜公演も、会場はピンクのペンライトを持つファンでいっぱい。キソプが作詞作曲し、しなやかでダイナミックかつ力強いダンスが目を引く14thシングル「FLY」で幕を開けると、観客は総立ちでオープニングから盛り上がった。
「こんばんは。U-KISSです」と全員であいさつすると、「皆さん元気ですか?みんなのプリンス、ジュンだよ」、「俺は『KISSme』のもの、キソプです」、「オラは『KISSme』を守るために生まれた男フンです」、「皆さんは俺のクイーン、心のふるさと。キング、イライです」と胸キュン連発の自己紹介で、ファンのハートをがっちりつかんだメンバーたち。フンが「僕らは4人でライブをするのが不安で心配しましたが、きょう『KISSme』と会って、僕らは出来る男だなと思いました(笑)。ステキな思い出を作るため、最後まで限界を超えて頑張ります!」と意気込んだ。
セクシーなダンスナンバー「Stop Girl」、ファンへの感謝の気持ちを込め、キソプが作った「Compass」を続けて披露したメンバーたちは、「『KISSme』のみんな、『U-KISS』のステージを久々に見て、とてもカッコよくて心臓が止まりそうですか?」(フン)、「僕たちも止まりそうです」(ジュン)と茶目っ気たっぷりにファンと触れ合った。
そして、「No Regret」の活動のとき、ファンが作ったというプロフィール紹介タイムに。まずはフンから。長所の「男らしい」という部分に対し、「男らしいか?」(キソプ)、「ジュンより可愛いんだよ」(ジュン)とつっこまれ、可愛さを見せたフン。次のジュンは、特技に「演技」と書いてあったことから、「演技を見せて」とお願いされるも「カッコいい姿だけを見せたいから」と拒み、「“えー”って言われても絶対負けねーぞ!」と結局、演技ではなく、ダンスをすることに。フンのビートボックスに合わせ、ダンスでカッコいい姿を見せた。
「動物のマネ」が特技のイライはファンのリクエストでゾウ、鳥などの鳴きマネをして会場をわかせ、「洗車」が特技のキソプはフンを車に見立てて、洗車を再現しようとし、大爆笑を誘った。
そうして、4人4様の魅力を堪能した後は、ソロステージへ。ジュンは韓国の音楽バラエティ「覆面歌王」に出演した際、2ラウンドで歌ったALiの「消しゴム」を切ない歌声で熱唱。キソプはファンが聴きたがっていた自作曲「MISS YOU」を届け、イライは得意の英語を生かして洋楽をカバーし、ラップのときとは違う優しい歌声を披露。フンは初のソロライブで披露していた「美しい言葉」を愛嬌たっぷりのキュートな振付を交えながら、最後は歌詞を「『KISSMe』愛してる」に替え、楽しそうに歌い上げた。
「フンさん、どうしてそんなに可愛いの?」(キソプ)、「筋肉からハートが出てた」(ジュン)といじられ、「そだねー」と照れるフン。また、ジュンは「覆面じゃなくて、皆さんの前で歌いたかった」と選曲理由を明かし、曲の最後のナレーションで「KISSme」へのメッセージを伝えたというイライは、「スヒョンさんの席を奪おうとしている」(キソプ)、「スヒョンさんが戻ったら、(スヒョンがボーカルではなく)ラッパーになる」(ジュン)とからかわれるほど素晴らしい歌の実力を見せた。キソプは「MISS YOU」が、「KISSme」への会いたい気持ちを込めて作った曲だと話し、個性あふれるソロステージを振り返った。
「ここからは『U-KISS』らしいカッコいいパフォーマンスをお見せします!」とフンの宣言通り、ライブでは一際盛り上がるダンスナンバー「FEEL IT」をクールにカッコよく魅せたメンバーたち。フンは「4人では初めて見せたんですが、『KISSme』の反応を見て、とても幸せな気持ちで歌いました。ジュンとイライが意外なパートをいっぱい歌って、みんなも良い反応をくれたから、うれしかったです」と笑顔を見せ、ケビンが担当していた高音パートをジュンがこなしたことも明かした。
さらに、話題は近況へと移り、キソプは相変わらず作詞作曲に加え、「友達とコーヒーを飲んだりしています(笑)」。「UNB」の韓国での活動が無事に終わったというジュンは、「UNB」ではメインボーカルを務めていることから、喉の管理をすることの難しさを実感し、「『U-KISS』では一番パートが多いフンさんとスヒョンさんが本当に頑張っているなと思いました」。
韓国で運動選手になっていたというフンは「バスケットボールを練習して、いろんなアーティストのみんなと大会に出て2位になりました。先輩たちと仲良くなって、もっと『U-KISS』が上手くいくように頑張っています」。最近、いろいろ考えているというイライは「漢江に行って座って考えて、海に行って座って考えて、家の前の公園で座って考えて」と独特な表現で近況を伝え、会場を笑いの渦に巻き込んだ。
次の曲に行くまえに、フンの汗をジュンがタオルで拭いてあげながら、「これからフンさんは可愛いイメージを守っていかなきゃいけないから。ジュンより可愛いんだよ!」(ジュン)、「おまえの方が可愛いんだよ!」(フン)、「兄貴の方がもっと可愛いんだよ!」(ジュン)と可愛い担当を譲り合っていると、「2人、何してるの!? 」とあきれ顔のキソプ。汗を拭き終わり、「可愛くなったぁ。わぁ~」(ジュン)と仲睦まじい様子を見せ、ファンをほっこりさせた。
“クリックダンス”がポイントの「LINK」のリード曲「No Regret」で再び会場の熱気が高まり、ライブで人気のスローバラード「0330」では導入部からファンの掛け声が大きく響き渡り、会場は一体感に包まれた。
「いい曲だねー」、「そだねー」としみじみするメンバーたち。「U-KISS」に合流してから初めての曲が「0330」のフンは「僕には意味のある曲です。この曲を聴くたびに初心に戻ります」と話し、同じく途中合流したキソプは「Man Man Ha Ni」、ジュンは「LOVE ON U」を聴くと初心に戻ると気を引き締めた。
残すところあと2曲となり、1人ずつ最後のあいさつへ。ジュンは「『U-KISS』としてのステージが久しぶりだから、皆さんより100倍ぐらい楽しい感じがしています。いつも皆さんが僕たちのことを応援してくれて、離れていても僕のこと、兄貴たちのことを信じて、応援してくれて心からありがとうございます。これからもっと頑張りたいと思います。スヒョンさんが戻る日まで、スヒョンさんが戻ったらラップしかできないぐらい、僕たちが歌のパフォーマンスも頑張ります。安心して、俺のプリンセスたちよ!」と頼もしい姿を見せた。
フンは「4人でも『KISSme』が笑顔で迎えてくれるのがとても幸せです。いまリーダーのスヒョンさんがいない分、僕らは迷っていたんですよ。どうすればいいか。『KISSme』の顔を見たら、どんな顔を見せたらいいのか、どんな歌を歌えばいいのか、いっぱい悩んで悩んで、こういうライブを準備しましたが、準備してもしても不安な気持ちでした。でも『KISSme』に会ったら、不安な気持ちが全部なくなって、スヒョンさんが戻る日まで僕らいつでも『KISSme』に会いに来る準備は万端です。不安はないです。『KISSme』に会うためなら、『U-KISS』は何でもやります!だから、僕ら30代になっても応援してね(笑)」と率直な気持ちを語った。
キソプは「10周年に向かっているんですけど、いろいろありましたね。大変なこともたくさんありましたけど、それも思い出だと思います。そのとき辛くても、ファンの皆さんが隣にいたし、皆さんに辛いことがあっても、僕たちがそばにいたし、それもいい思い出だと思います。それで、壁がなくて、もっと近くなったと思います。皆さんとはこれからも友達、家族みたいに過ごしたいです。だから、ずっと『U-KISS』のそばにいてほしいですね」とファンに温かい言葉をかけた。
イライは「10年は長い時間ですけど、早い10年ですね。あっという間に来ました。何があっても、皆さんいつもそばにいてくれて、心から感謝したいです。10年ですけど、僕たちはいまからスタートする気持ちで、いつも謙虚に行動します」と日本語は難しいと言葉に詰まりながらも、メンバーにフォローしてもらい、一生懸命自分の思いを伝えた。
「皆さんと僕たちは一心同体だからね」というキソプが「どこにいてもそばにいるし、いつもその場所にいるから、ゆっくり僕たちのところに来てほしいです。それを歌で歌いたいです」と曲フリし、「Ready for U」でファンへの愛を歌ったメンバーたち。
本編最後は、キャッチーなダンスナンバー「Beginning」で、“フルートダンス”を披露。ファンも一緒に踊りながら、熱狂の中、終了した。
すぐに「U-KISS」コールが起こり、アンコールへ。日本では4人で初披露となる「Standing Still」を歌った後、キソプとフンによる「U-KISS」初のユニットシングル「Train/Milk Tea」が、7月4日にリリースされることが本人たちの口から発表され、ファンは大歓喜。ユニット活動が楽しみだという2人のシングルは、「Train」がキソプ、「Milk Tea」はフンが作曲。フンが「アーティストとしての姿を『KISSme』にいろいろ見せたかったので、1人ずつ作曲をして2曲を収録することになりました」と説明し、夜の部では「Milk Tea」の音源を一足先にちょっとだけ公開し、期待を高めた。
次は、特にキソプが愛情を持っているというライブ定番ソング「Man Man Ha Ni」。メンバーたちの合図で「ヘイ!」の掛け声を練習してから曲に入ったので、さらにファンの声も大きくなり、会場が一つに。「やっぱりこの曲、盛り上がるね~」と充実した表情のメンバーたち。ラストはタオルを使ったキュートな振付の「Stay Gold」で、メンバー同士じゃれ合ったりするなど、楽しそうに弾ける姿を見せ、ライブを締めくくった。
今回のライブでは、メンバーたちの強い意気込みが感じられ、4人になっても、一瞬たりとも目が離せないほど見どころ満載のパフォーマンスを見せた「U-KISS」。1人1人が着実に進化している姿を見せつけ、デビュー10周年を迎える彼らの今後の活動を期待せずにはいられない。
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