ユチョン(JYJ)
ユチョン(JYJ)
ことし3月に3年ぶりのファンミーティングでファンとの再会を果たし、6月からはより多くのファンに会うため全国ホールツアーを開催したユチョンが、6月9日(土)千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールにて、「2018 PARK YUCHUN FANMEETING & MINI CONCERT HALL TOUR ‘再会’ 2nd Story」を行なった。

ユチョン の最新ニュースまとめ

 6月4日には韓国でもファンミーティングを開催し、韓国で待つファンとも触れ合ったユチョン。今後どのような姿で、再び活動を繰り広げていくのか注目が集まっている。ファンへの感謝の気持ちが込められたVCRでイベントが幕開けすると、グレーのセットアップをさわやかに着こなしたユチョンが、「ひまわりの約束」とともにステージに登場。
ファンを見渡しながら、穏やかな表情で歌い上げた。続けて「Unwound Heart」で感傷的な歌声を披露した。

 「はい、みなさんこんにちは。ユチョンです」とお辞儀をすると、「頭から反応がすごく良かったですね。みなさんと一緒にいるのがすごく幸せです。今日も最後までよろしくお願いします!」とあいさつ。

 ホール会場ならではのファンとの距離感に、「みなさんの視線がすごくキラキラで、ステージからでもみなさんの目がよく見えるんですよ」と、可愛らしい笑顔を見せると、次の曲「再会」へと移った。間奏のたびに、うれしい気持ちを抑えきれないような笑みを浮かべるユチョンに、ファンも笑みがこぼれ、会場には温かい空気が広がった。

 MCのYumiが登場し、ファンからの「おかえり、ユチョン!」の声で、「ただいま~」と再びユチョンが姿を現した。ステージを披露してみて、「反応が良くて曲に集中しないと危なかったけど(笑)、すごく気持ちよく歌えました」と感想を伝えた。

 6月4日に誕生日を迎えたユチョンのため、ユチョンの写真がプリントされたケーキが登場すると、ファンは「HAPPY BIRTHDAY YUCHUN ずっと一緒」と書かれたスローガン掲げ、バースデーソングを歌ってお祝い。ファンからのサプライズに「感動ですね」とうれしそうな表情のユチョンは、「32歳になりました。まだまだできると思ってるから、みなさんと一緒に頑張りたいと思うし、真面目なユチョンで、紳士みたいな感じになりたいと思います」と抱負を語った。

 ユチョンが言葉を加えて文章を完成させる、穴埋め文章のコーナーでは、「みなさん、今日は正直な気持ちを話すのにバッチリな日ですね。久しぶりにお会いしたのですが、僕、3年前よりも可愛くなったように見えませんか?でも僕のおでこは変わりませんね」と笑いどころもありながらも、「実は僕、みなさんからもらった愛が本当に多いんです」、「今でもみなさんのことが大好きです」とファンへの愛が感じられる文章を完成させた。

 インタビュー記事や映像で昔を振り返るコーナーもあり、デビュー前にアーティストのライブに行って熱心に応援しているユチョンの映像が流れると、「今思い出したんですけど、初めてメンバーと会った時もこの時のTシャツ着てたんですよ」とエピソードが明かされ、「頬杖をつく癖も、ゆびに力を入れる癖でできたタコも、僕は全部好きだ」と以前語っていたインタビューに対しては、「正直言うと全然覚えてない」と笑い、今自分の好きなところは「心」だと答え、ドヤ顔。

 幼い時から波瀾万丈な人生を歩んできたユチョンは、小学校の頃は運動に励み、中学生の時は勉強を頑張り、家庭状況が厳しくなると様々なアルバイトも経験したという。1番大変だったのはビデオをコピーするアルバイトだとし、フィルムの匂いが立ち込める小さい部屋での作業は辛かったと思い返した。

 また「去年家で何度か考えたんですけど、バイトをやってみようかなと。カフェとか。バイトするユチョンもいいんじゃないですかね?(笑)」と、アルバイトをしてみることを考えたと明かした。

 インタビューで、自分が恵まれていると思うものに、声、広い肩、まつげ、をあげたことについては、自分で恵まれてると思うことはなかったが、他の人から言われることが多かったからこの3つをあげたと話した。

 そして、若々しい姿で踊る10年程前の映像、さらに「呪文-MIROTIC-」のステージ映像も流れると、会場は大歓声が沸き起こった。踊るユチョンを見たいというファンの声に応え、音楽がスタートすると、久々のユチョンのダンスにファンは大興奮。ファンの「もう1回!」のリクエストに、今度はさっきよりもキレのあるダンスを踊り、当時を思わせる姿で会場は大盛り上がりとなった。

 「○×ウルトラサバイバルクイズ」では、ユチョンが答える○×クイズに、ファンも回答を予想しながら参加。
「早起きが苦手だ」には、以前よりは大丈夫と言いつつも○を選び、「もしも億万長者になったら海辺に家を買いたい」には、「買いたいです。水が好きです。落ち着くから」と答えは◯。「ハリウッド映画のヒーローになれるとしたらスパイダーマンがいい」には、×を選択し、なれるとしたら悩んだ末、ドクター・ストレンジが良いと回答。「トマトが嫌い」には「好きです」と答え、嫌いな食べ物は「生臭い食べ物はあまり…ちょっと時間過ぎた魚とか」と言うと、すかさず「みんなイヤですよね」とYumiからツッコミが入り、場内に笑いが起きた。

 他にも「もしもオリンピック選手になるなら競技は棒高跳びだ」には、「なんもしないで応援したいです(笑)。もしやるんだったら短距離。昔は速かったです」とし、「もしも女性に生まれ変わったら色々お化粧とかしてみたい」には×をあげ、「女性に生まれたら、いつもすっぴんで過ごしたい。日焼け止めだけ塗るのがいいんじゃないかな。どっちかというと薄化粧が好き。明日はみんなすっぴんで!」とファンを笑わせた。「高い所が苦手だ」は今でも変わらず◯。今回の来日時、飛行機がすごく揺れて不安だったことも明かした。最後まで残ったファンたちはユチョンとジャンケンし、あいこを出したファン1人にポスターがプレゼントされた。

 「ユチョンと一緒にプログラム!ザ・ボイスレコーディング」のコーナーでは、録音できるテディベアに、ユチョンの声をその場で吹き込み、抽選で当たった3名にプレゼント。モーニングメッセージや、「ユチョンが応援します!頑張ってね!」とファンからの要望に応えた応援メッセージ、「ユチョンだよ、抱きしめてあげる」とファンが望むセリフを放ったりと、サービス満載。セリフをじっくり考えたり、何度も練習したり、照れてしまい録り直したりと、キュートな姿で、当選したファンだけでなく、会場中を笑顔にした。4つめのテディベアには、ファンからユチョンへのメッセージをレコーディング。ユチョンがファンに言ったように、ファンたちは「ユチョン、抱きしめてあげる!」と声を揃えて叫び、録音されたメッセージを確認したユチョンはとびきりの笑顔を見せた。またフォトタイムにも応じ、様々なポーズを撮りながら笑顔を振りまいた。

 「みなさんと僕、いままでの思い出が多いじゃないですか。その思い出なくしたくないという意味を持った曲です」と曲紹介すると、続いては歌のステージへと移り、「振り返れば全ての道が思い出だから」が始まった。続く「いばらの道」では、目を瞑り音に浸りながら歌い上げ、「How Much Love Do You Have In Your Wallet」では、手を胸に当てたり、全身で歌うように熱唱。ひとつひとつ、気持ちを乗せた歌声を届けた。「歌いながら、みなさんとか僕を考えると、感動しちゃって、知らないうちに涙が出ちゃうんですよ」と、気持ちを伝えるユチョン。「こういうふうに日本のステージで、日本語で心を伝えられるってすごくラッキーだなと思ってます。今まで僕が歩いてきた道にも感謝の気持ちになるし、昔のスタッフも、昔のファンの方も、昔のメンバーも、たぶん聞こえないと思うけど、その人たちにも感謝の気持ちを伝えたいです。だからこそ本当に一生懸命頑張らないとダメだなぁと思ってます。最近みなさんからもらった手紙を読むのがすごく幸せです。もっともっとみなさんからの愛や応援、手紙をもらうために、もっと頑張ります」と感謝の言葉を述べた。

 「みなさんは日本でどういう活動をしてほしいですか?」とファンに問うと、「コンサート!」、「ドラマ!」、「ラジオ!」など様々な声が上がり、「カバーアルバム!」と意見が出るとユチョンは「あぁ~!」と目を大きくし納得の表情。「カバーアルバムはいつか、早めに挑戦したいです!」と意欲を見せた。次の曲に行く前に、今ブームに乗る芸人ひょっこりはんのギャグも披露し、笑いを取るのも忘れないユチョン。そして「最後のアルバムまで…」で、ファンを見渡しながら笑顔で歌いあげた。

 アンコールでは、「君と春の日」で伸びやかな歌声を響かせた。「なんか踊りたくなっちゃって(笑)。機会があったら、ちゃんと踊ってみるから期待してください!今日みなさんから愛や応援をもらって、すごく力になりました。終わりまで力を出して頑張っていくから、最後の公演まで応援よろしくお願いします!」とコメント。「みなさん最後の曲、準備はOK~?」とお決まりの掛け声を叫ぶと、ラストは「JYJ」の曲「チャジャッタ(Found)」をファンとともに歌い、会場は一体となった。

 イベント後、ユチョンは近い距離で目を合わせながらファンをお見送りし、最後まで感謝を伝えた。




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