「難民と共に」俳優チョン・ウソンのSNS文に賛否両論…善良な影響力VS済州イエメン難民反対
「難民と共に」俳優チョン・ウソンのSNS文に賛否両論…善良な影響力VS済州イエメン難民反対
韓国俳優チョン・ウソン(45)が世界難民の日(6月20日)を迎え温かいメッセージを伝えたのだが、これを置きネットユーザー間で、イエメン難民問題に関する舌戦が繰り広げられている。

チョン・ウソン の最新ニュースまとめ

 チョン・ウソンは20日、自身のSNSに難民村の写真を掲載し、「ここは私が昨年末に訪れたバングラデシュKutupalong難民キャンプです。世界最大規模の難民村であるここには数十万人のロヒンギャ難民が約束ない帰還を待って生きています」と綴った。

 続けて「きょうは世界難民の日です。全世界で6850万人の人が家を失っているといいます。そのうち1620万人は、2017年の1年間で住む家を失いました。きょう、難民と共にしてください。彼らに対する理解と連帯で彼らの希望になってください」と付け加えた。

 また、最近、社会的イシューとなった済州島(チェジュド)のイエメン難民に関する国際難民機関の立場文も転載し、目を引いた。国際難民機関韓国代表部は「イエメン人はもちろん、韓国に到着するすべての難民に関して、政府を支援する準備ができている」と伝えた。

 チョン・ウソンは2014年5月、国際難民機関韓国代表部の名誉使節に任命され、機関の大衆及びメディア広報、募金活動に積極的に参加している。2015年には同部の親善大使となり、世界平和に向け力を注いでいる。

 特に彼は難民への強い関心を促している。以前には「7歳になるシリアの子供たちは戦争のない世の中を知りません」として、シリア難民の子供たちに対するファンの支援を要請するなど、国際平和に向けた思いを明かした。

 現在、韓国・済州にはイエメン難民約500人が入っている。これに政府や各界各所の関係者、国民、済州道民は難民受け入れの賛否議論を展開中だ。こうした状況でのチョン・ウソンのSNS文を置いて、ネットユーザーたちはそれぞれの反応を見せている。

 善行を牽引するチョン・ウソンの温かい包容力を称賛し支持する声がある反面、影響力のある芸能人が国家的イシューに生半可に出るのは危険だという憂慮の声も聞こえる。


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