李副報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
李副報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李有振(イ・ユジン)副報道官は6日の定例会見で、北朝鮮の平壌で開かれた南北統一バスケットボール大会に合わせ5日深夜に行われた南北スポーツ当局者の接触は「会談」ではなく「実務協議」の形だったと説明した。

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 協議には韓国の盧泰剛(ノ・テガン)文化体育観光部第2次官と北朝鮮の元吉宇(ウォン・ギルウ)体育省次官らが出席。17日から韓国の大田で開催されるコリアオープン卓球大会と8月に韓国で開催される射撃の世界選手権への北朝鮮選手参加、8月にインドネシアで開幕するアジア大会での南北合同入場や朝鮮半島が描かれた「統一旗」の使用問題などについて議論した。

 李副報道官によると、協議は韓国の訪朝団を率いる趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)側近の金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長が5日午前に会談した際、北朝鮮側が提案し、同日深夜に実務協議を開催することを決めた。

 金委員長が現地指導を理由にバスケットボールの試合を観戦しなかったことに関して、李副報道官は「北側の内部事情と日程について具体的に説明することは難しい」と述べた。

 また、「バスケットボール大会の成功を通じ、南北のスポーツ交流の扉が大きく開かれた」として、「(南北首脳会談で署名された)『板門店宣言』の履行も加速する」と期待を寄せた。


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