「BLACKPINK」
「BLACKPINK」
8月26日(日)、35度を超える真夏日の中、「BLACKPINK」にとって初のアリーナツアー幕張公演3DAYSの最終日が千葉・幕張メッセイベントホールにて行われた。

BLACKPINK の最新ニュースまとめ

 ファン層は、彼女たちがガールクラッシュ(同性の心まで揺さぶるほど素敵)と呼ばれるにふさわしく10~20代の女性の姿が多く、若者から絶大な支持を受ける「BLACKPINK」の人気の高さが感じられた。

 ライブスタートとなる15時を時計の針が、ついに指した。
誰もが「BLACKPINK」の登場を待ち望む中、オープニング映像で4人の姿が映し出されると会場の雰囲気は最高潮となり、ついにコンサートの幕が上がった。

 1曲目は、iTunes 世界44カ国で1位獲得、6月15日の公開後、68日で3億回再生突破という驚異的な記録を達成し、MV再生の最短記録を達成した「DDU-DU DDU-DU」。イントロが流れるやいなや、会場の盛り上がりはMAXに。赤と黒の小悪魔的な衣装を身にまとった「BLACKPINK」が登場し、盛り上がり会場を味方に、華麗なパフォーマンスで「DDU-DU DDU-DU」を歌い上げると、瞬く間にファンの心を完全に掴み、そのまま2曲目「FOREVER YOUNG」を歌い切った。

 興奮冷めやらぬまま初のトークタイムに、JENNIEが先頭を切り、ROSE、JISOO、LISAと続く。JENNIEが第一声で「みんなに会いたかったよ」の言葉に、会場は熱狂と歓声に包まれた。ROSEのハスキーボイスから繰り出させる優しい言葉、JISOOが見せるキュートな仕草、LISAらしい満面の笑顔に、ファン全員が満足そうな表情で応えていた。

 パフォーマンスで魅せた「BLACKPINK」とは異なり、一生懸命話す日本語で、多くの可愛らしいあいさつを披露した。

 次は人気曲「WHISTLE」、続けて「STAY」はアコースティックバージョンで披露。ハート形の光るブルピンボン(「BLACKPINK」のペンライト名)が、リズムと共に左右に揺れ、ピンク一色に光り輝いていた。

 ソロステージ1人目は、JENNIE。
日本でもウェディングソングなどで知られる「Can‘t take my eyes off you(君の瞳に恋してる)」のカバーを披露。いつもの元気な彼女の雰囲気とは違う姿で赤一色のドレスと傘を持ち、流暢な英語の発音と曲のハーモニーには完全に魅了させられた。

 2番バッターは、ROSE。
ラフな白Tシャツとエレキギターというカジュアルでアメリカンなスタイルで登場。YG ENTERTAINMENTの先輩にもあたる「BIGBANG」 SOLの人気ソング「EYES, NOSE, LIPS」などをパフォーマンスして見せた。ROSEのハスキーボイスが、至極のバラードソングのメロディーに乗って、会場を包み込み、ファンの中には涙を流す姿も見られた。

 そんな彼女の後に続いたのは、タイ出身メンバーのLISAだ。LISAと言えば何と言っても力強いダンス。
この日は、贅沢にも3曲に乗せてダイナミックで切れ味あるパフォーマンスを見せてくれた。3曲目は、人気シンガーCharlie Puthの「Attention」。バックダンサー4人を従え完ぺきにリードしたLISAの存在感、パフォーマンスの高さはまさに圧巻だった。

 最後のソロパフォーマンスを締めくくったのはJISOO。彼女が現れたのはファンに囲まれたセンターステージから。ここで披露したのは日本のファンも慣れ親しむ中島美嘉の「桜色舞うころ」。桜色と言わんばかりに綺麗で鮮やかな薄紫一色のワンピースを身にまとったJISOOは、スローな曲調に合わせて滑らかに歌い、彼女の声にファンは酔いしれた。

 それぞれのソロステージが終わり、ここからコンサート後半戦がスタート。「BLACKPINK」のダンス力の高さにファンは再び盛り上がり、完全に酔いしれた。

 再び彼女たちらしい和やかなトークタイムでは、会場はさらに笑顔と笑いに包まれていった。各所で飛び交うのは彼女たちの愛らしい日本語への「可愛い!」という感嘆の声だった。

 そして、ここから一気にラストスパートの4曲が続いた。
「PLAYING WITH FIRE」では激しいダンスと会場の盛り上がりに加え、炎が燃え上がるステージにファンの歓声も最高潮に。その勢い止ぬままにダンサブルなデビュー曲「BOOMBAYAH」で「BLACKPINK」の4人と共に会場は完全に一体となった。

 最後のあいさつでは、「このアリーナツアーを迎えるにあたって緊張感が多くあった」というROSEの一言、「こんなにもたくさんのファンに迎えられると思っていなかった」とい感謝の言葉を忘れなかったJISOOに、会場も感慨深くなり、涙するファンの姿も。

 最後の曲になり別れを惜しむ中、「 AS IF IT‘S YOUR LAST」では圧巻のパフォーマンスを披露。曲名の意味でもあるように、まさに、“それがあなたの最後ならば”という言葉に相応しくエンディングを盛り上げた。
センターステージに全員が集結し、残る体力を振り絞ったダンスと歌にファンも総立ちとなって、彼女達と一緒に踊り、熱狂の嵐となった。

 最後に息を整えながら、ゆっくりと終演へのあいさつをした「BLACKPINK」。今回のアリーナツアーを大きな成功として終えられた感動と、多くのファンの方に出会えた感謝の気持ちをメンバーは感慨深く語った。彼女たちは何度も感謝の思いを伝え、バックステージへ惜しまれながら戻っていった。

 鳴りやまない歓声の中、ファン全員がエンドレスで「BLACKPINK」の歌を一緒に歌い続けた。その声に応えるかのように、「BLACKPINK」がステージに現れた。

 会場の盛り上がりは再び最高潮に!人気曲4曲を披露し、そのレベルの高いステージに、ファンも心からこの瞬間を楽しんだ。
アリーナツアーをやり切った「BLACKPINK」にとって、今回の達成感と喜びも一入だったのか、感激で涙をこぼしそうな表情も。

 駆けつけたファンへの感謝と別れを惜しむ言葉とともに、3DAYSのあとはツアーファイナルとして、12月24日(月・祝)「BLACKPINK ARENA TOUR 2018 "SPECIAL FINAL IN KYOCERA DOME OSAKA"」と銘打った海外女性グループ史上初の京セラドーム大阪公演が控えている。

 大歓声の中、ファンと再会を約束した「BLACKPINK」。全世界から熱い視線を集める「BLACKPINK」の今後益々の活躍に注目したい。



Copyrights(C)wowkorea.jp 0